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成功カウンセラーに共通する弱点の捉え方

SPECIAL

開業カウンセラーコンサルタント

有限会社ライフビジョン

代表 

開業カウンセラーに特化して指導する、専門コンサルタント。自らカウンセラービジネスを立ち上げ、軌道に乗せた経緯から、カウンセラーとして独立、活躍していくために最も重要なビジネス的視点と実務アドバイスを惜しみなく提供。稼げないカウンセラーが多い中、救世主的存在。

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「成功している人を見ると、自分が情けなく思えてくるんです」

先日、飲み会の席で、起業間もない女性と話をする機会がありました。

「何かあったのですか?」と私が訊ねると、

「成功者はみんなスゴイ人達ばかりで、圧倒されてしまうんです。そういう人達の前では全然しゃべれなくて。私なんて、ダメなところだらけで、落ち込んでしまいます」

という感じで、お酒を飲みながら、しんみりした雰囲気の中、1時間以上話が続いていたのです。

「ヤバタさんは、しゃべりやすいですね」と言われ、

(オレには成功者のオーラはないんかい!って心の中でツッコミをいれながら)

「まぁ、カウンセラーですからね。話を聴くことに関しては、慣れているかもしれません」と答えていました。

「成功する人と、成功しない人の違いは、どこにあるのかな?」という話になって、自分の発した言葉で「なるほど」と思ったことがありました。

成功する人と、成功しない人とでは、それほど大きな差があるわけではありません。

ほんの少しの違いです。

ほんの少しの違いとは何でしょうか?

それは、『自分の弱点を直視できるかどうか』です。

自分の弱点、欠点に向き合うことは辛いことではあります。でも、ずっと弱点を見つめ続けていると、別の角度から弱点を見ることができるようになります。

そうすると、弱点があったからこそ受けた恩恵に気づけるようになります。

例えば、弱点があったから、多くの人に手助けしてもらえた。それによって友達が増えた。

例えば、人前でしゃべるのが苦手だったから、文章力を磨こうとした。文章力が徐々に上がってきたことで、あとからトーク力が身に着いてきた。

弱点を直視し寄り添うことで、嫌っていた弱点が案外良いものに見えてくるようになるのです。

今までは、成功者のスゴイ所と自分のダメな所を比べて、落ち込んでいたわけです。相手の優れた点と自分の悪しき点を比べていたのですから、落ち込むのは当たり前です。

自分の弱点が直視できるようになると、成功者と接していてもそれほど気後れしなくなってきます。

そればかりか、成功者の弱点も見えてくるようになります。冷静になってそのまま直視すると、実は成功者も弱点だらけです。

「ダメだなって自分で思うことはどんな所ですか?」

率直に本人に聞いてみると、いろいろ教えてくれるはずです。成功者は自分の弱点を把握しているので、思いのほか嬉しそうに語ってくれるものですよ。

私がその時の飲み会で話した弱点は、ITが苦手。テンションが低い。人前が苦手。3日坊主。成功するために、こんな弱点があったらマズイのではないかというものばかりです。

私自身、かつてこの弱点を嫌い、「なんとしても克服しなければ」と考えていました。

ところが努力しても克服できない。あるいは一時的に克服したかのようにみえても、また元通りになる。このように努力をしては、落ち込むことを繰り返していました。

そこで、私は成功者に近づき「弱点」を聞いていったのです。そしたら、誰もが驚くほどの弱点を山ほど持っていたのです。「それでも、成功できるんだ!」と自信が芽生えたのでした。

それを知ってから、弱点の克服はいったん横に置くことにしました。人前が苦手という弱点があったので、やりたくないと思っていた養成講座はやらないようにしました。ですので11のカウンセリングばかり8年間やってきました。

そのおかげで、コンサルタントを始めた今、とてもそれが活きているのです。1対1のカウンセリングだけで「こっそり、でもガッチリ稼ぐ」というコンセプトが多くの人に受けいれてもらえて、コンサルタントとして忙しくなっています。

その他、テンションが低い。たまにやる気が出ても3日坊主で終わってしまう、という弱点がありました。世の中にはモチベーションを高めた方がいいといった風潮がありますが、この弱点の克服をあきらめたのです。それで、どうしたのか?

「テンションが低いままで、成功する」と決めたのです。

日々の行動をできるだけ細分化して、やる気が低い状態であっても動けるようにしました。1mmでもいいから目標に向かって行動していくことで、いつの間にか達成できる、と信じられるようになったのです。

そのおかげで、他のコンサルタントや起業塾に比べると、かなり細かいスモールステップを作ることに活かせています。

ですので、ビジネス初心者であっても、PCの扱いが不慣れな人であっても、順調に集客の仕組み作りを進めていくことが可能となっているのです。

弱点を直視することで、他者と違う路線で生きていくことができます。

多人数を相手するセミナー等はやらずに、11のカウンセリングで言葉を磨くことで、他のカウンセラーより遠回りしたかもしれませんが、そろそろセミナーをやってもいいかなと、自然と思えるようになったのです。

セミナーでは、私が今まで取り組んできたことを率直に話すだけで、参加してくれた方に喜んでもらえているので、かなり手ごたえを感じています。

自分の弱点は、自分だけの個性です。弱点を直視することで、同じような弱点を持った人の役に立つことができるようになるのです。カウンセラーにとって弱点は、最大の武器になり得るのです。

それが同業他社との差別化につながり、自然な形で成功のステージへと上がれるようになります。

あなたは、自分自身の弱点を直視していますか?

 

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