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第44号:9割は誤解しているマーケティングの本質とは

SPECIAL

ミッションマーケティングコンサルタント

株式会社サンアスト

代表取締役 

これまで500社以上の支援から編み出した、顧客満足と収益の最大化を、同時に実現していく独自の手法「ミッションマーケティング」の創始者。飲食店、ホテル、住宅関連、サービス業、学習教育企業…など、お客様思考がなかなか利益につながらずに悩む経営者に、収益をもたらし大きな成長を実現させるコンサルタントとして評価が高い。

世の中では様々なマーケティング手法を学ぶことができます。「エリアマーケティング」や「Facebookマーケティング」など集客を目的とするマーケティング手法や「3C分析」や「ポジショニング」のように分析を目的としたマーケティング手法など、実に多くあります。

そこで重要なことは、マーケティング手法を活用して、どんな目的を達成するかということです。大半の会社は集客を目的にしてマーケティング手法を活用しています。マーケティングの分析手法を使って、いかに他社と差別化を図り、集客効果を上げていくか、マーケティングのゴールを集客に置いているのです。

しかし、たとえ集客に成功しても同時に顧客の不満足を生み出していたならば、逆にマイナス作用を起こしてしまいます。顧客のインサイト(潜在的な欲求)を理解せずに集客したお客様に不満足を与えることになるのです。そうすると、いくら集客力を上げ、効率よく集客しても、その後にリピーターが生まれなければ企業の収益は上がっていきません。

他にはない、お店や商品があれば、関心を持った人は一度は行ってみたいという気持ちにはなるでしょう。しかし、一度行ってみたいと思うことと、その店のファンになり通い続けたいと思う動機は違うところにあります。つまり、マーケティングのゴール設定をどこに置いているかということがとても重要になります。

マーケティングの本質とは売れ続ける仕組み作りをすることです。そのためには顧客のインサイトを理解して、リピート、口コミ、紹介などを効率よく起こしていく仕組みづくりをすることが大切なのです。効率よく顧客の満足を生み出し続けることをゴールにすることで真の売れる仕組みができるのです。

そのためにも、まずは自社の最重要顧客(ペルソナ)を明確にし、その顧客を満足させるための商品やサービスの品質基準を明確にすることから始めましょう。そして「どんなときでも」「誰がやっても」その基準通り提供出来るように工夫をしなければいけません。

最重要顧客となる人を効率よく集客することで真の売れ続ける仕組みが完成するのです。

 

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