まさかの時代にするべき改善とは

現場改善コンサルタント
柿内幸夫技術士事務所 所長 柿内幸夫
メーカー企業の現場改善指導と、「儲かる新たなモノづくり」体制を指導する辣腕コンサルタント。全社員が一丸となって改善する「KZ法」を体系化。ライバル企業に対して圧倒的な差を生み出していく体質改善指導に、全国から指導依頼が集まる。

「人生に3つの坂あり。上り坂と下り坂、そしてまさか」という言葉を何回も聞いたことがあります。このように「まさか!」とはめったに起きない信じられないことが起きたときに発する言葉です。
しかしここ最近の出来事を振り返ると、そのめったに起きないはずの「まさか」がしょっちゅう起きているように感じます。トランプ氏の米国大統領就任、英国のEU離脱を筆頭にいろいろなことが短期間にたくさん起きています。
こういう時代に私たちはどういうことをすればいいのでしょうか? 「まさか」が起きてから慌てて対応するのではいかにも遅いので、起きる前に準備をしておく必要があります。しかし予想すらできないから「まさか」なのに、果たして準備ができるのだろうか?と思われると思います。
できます!
それは決してスマートフォンのようなすごいモノを発明するといったことではありません。誰にでもできるけれど、できたらとてもすごいことです。
それは会社や自分にとっていいと思う改善をみんなで今すぐに実行することです。
できたらいいよねという改善を「ではいつやろうか?」と決めようとするだけでもう遅いです。「失敗したらどうしよう?」とか考えずに今すぐやることです。失敗したら元に戻せばいいくらいの軽いノリで今すぐ実行!
そしてそれを見た人を「えっ、もうやっちゃったの、まさか!」「もうできちゃったの、まさか!」と驚かせるのです。
今すぐやること、即刻実行より速いスピードは世の中に存在しません。どんなスーパーコンピュータを使っても今すぐにはかなわないのです。みんなに「まさか!」と言わせましょう。
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