デジタル情報よりも、むしろ肉声、肉筆のリアリティーに人々の心が動くこれからの時代  

  地方メディアの高度有効活用 海江田 博士 SPECIAL
海江田 博士 SPECIAL

地方メディアの高度有効活用コンサルティング

株式会社メディアコネクション 代表取締役 海江田 博士

広告分野における地方メディアの高度有効活用を専門とするコンサルタント。東京在住中のマーケティングビジネス経営の経験と地方企業への経営革新支援ノウハウの融合させた、独自の「儲かるための広告戦略」を開発。自らも成功実践事例として、地方メディアを舞台に展開。


私は既に5年以上地域のFM放送に番組を持ち、毎月30分、ビジネスについて私が思うところ、新しく仕入れた知識などをパーソナリティーとの掛け合いでしゃべっています。

私の重要な情報発信手段の一つなのですが、これはインターネットを通じたブログやコラム、フェイスブックでのコメントなどと明らかに異なる性格を持っています。

それは、どう表現すればいいのか、なかなかお伝えするのが難しい微妙な違いでもあります。

この「明らかに異なる」けれど、それを伝えようとすると「微妙な違い」というところが、この相違点の特徴であり表現するのが難しいポイントでもあるのです。

それは「肉声の持つリアリティー」とでも呼べばいいのでしょうか。

私が直接しゃべる声を旧来の媒体であるラジオの電波にのせてお届けする、このアナログ感が聞いた人の感情に直接届く効果を高めているらしいのです。

まさか私の話を録音してまで聞く人はいないでしょうから、たまたまその時間その放送を聞いている人とは一期一会、一回こっきりの邂逅ということになります。ただ、この出会いの濃さは、SNSなどでサラッと読まれる出会いとは明らかに異なる濃度を持っているように私には感じられます。

ラジオが、私がかねてより述べている多重的多層的情報発信の一端を担う重要な媒体の一つであることは間違いありません。1回の放送中に、パーソナリティーが何回も口にする私の名前や会社名は、すでにかなりの回数を重ね、明らかにその後のお問い合わせに繋がっています。

同じく、地方紙やタウン誌など地元の紙媒体への投稿も似たような効果が得られます。もちろん、印刷物ですので「肉筆」という訳ではありませんが、読者が自ら手に取った(触っている)紙上から読み取るという行為そのものが、一定のコミュニケーションの濃さを演出するのです。

以前、私の職場で、毎年の年賀状にかかる手間とコストにみんなが音を上げたために、1年だけメール配信の年賀所に切り替えたことがありました。しかしながら、この試みは1回だけで取りやめました。

メールを届けた先から特にクレームや不満が聞かれた訳ではなかったのですが、デジタルを媒体としたメールという手段と、年賀を祝う従来の日本の慣習との間に違和感を覚えたからにほかならなかったのです。

ラジオは1回だけのゲスト出演では、先述したようにたまたま聞いた人とのまさに一期一会の出会いです。

しかし、これがレギュラー出演となれば、その機会(出会いの)は格段に増えることになります。

同じく、紙媒体への投稿も連載となれば、「投稿」ではなく「出稿」という扱いになるので、定期購読者との接点は格段に増えます。

地方紙やタウン誌において、出稿という形でコラム欄などへ連載のチャンスをものにできれば、かなり効果の高い広告宣伝の「場」をもらったことになるのです。

SNS全盛の時代、むしろこれからは放送や出稿による「肉声」「肉筆」が人々の心に直接届く有効なコミュニケーション手段となるのではないでしょうか。

そういう意味で、「肉声」や「肉筆」が大勢の人に届く地域FMや地方紙は、参加のハードルが比較的低い、素人にとって格好の自己アピールのステージということになるのです。

このチャンスを掴むこととレギュラーや連載を続けるには多少のコツやノウハウが必要ですが、前向きな経営者には是非チャレンジしていただきたい情報発信のかなり効果的な1アイテムでもあります。

  


企業の盛衰を決める社長のためのメディア戦略
海江田 博士

地方メディアの高度有効活用コンサルティング

株式会社メディアコネクション代表取締役

海江田 博士

執筆者のWebサイトはこちら http://mc-kaieda.com/

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