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特別あつかいをする超優良顧客を決めるから、経営方針は強化する。

SPECIAL

10億ビジネスの経営数値成長戦略コンサルタント

株式会社ノグチ経理相談室

代表取締役 

同族会社の業績を、10億20億事業に成長させる「経営数値」コンサルタント。客数や客単価・生産性などの業績を現す数値と、財務諸表の数値とを統合させることこそ、同族企業の成長の根源であると、「儲かる社長が押さえるべき商売7つの数値の法則」として体系化。頼りになる指導と、評価が高い。

「古くからの固定客ばかりで、これじゃだめだなとず~っと悩んでいました。

客数が伸びないから、売上が伸びない、というのは思い込みでした。思い込んでいるから、新しい商品を提案しない、新しいサービスも開発しないに陥っていました。来店サイトが短くなっているのさえ、鬱陶しくなっていたんです。」

店舗開店から10年目、安定した経営体制になっていると自負があるのですが、なにか、物足りないな~と感じることが多くなりました。

ときめくことが、少なくなっている…

独立する前は、いろいろな店舗で腕を磨きながら、自分が経営したらどうしようと、たくさんの夢を持っていました。

そして、不安の開店当時、そのワクワクどきどきが懐かしく思い起こされます。

売り上げの予算さえなかったのに、ワクワクしていられた当時と違って、今は安定した顧客層があります。

しかし、安定してしまい、新たな広がりが見えない。

安定顧客を、古くからの担当者に引継ぎ、商売は安定しているように見えます。

しかし、顧客は年齢が上がり、いずれじり貧。

若いお客様がふえていく感じがない。

そうだよな~、同年代の従業員がいなくては、若いお客様は入りにくいだろうな。

なにかモヤモヤしてしまうのは、方針が決められないと感じているからです。

格好いい経営者でありたいのに、優柔不断なところは、従業員に見せたくない。

でも、何を軸にして、考えていけばいいのか不安になってしまったのです。

商工会の勉強会にいけば、見込み客の要望を捉えてと聞くべし、と。

それはそうだと思うけど、じゃ、ウチは何がいいんでしょうね、なんて、急にお客様に聞ける訳はありません。

売上を上げる利益を上げるは、何時の世でも全くぶれない事業の目標です。

しかし、具体的な方法は、今の自社のお客様に合わせた戦術です。

これからの見込み客ではなくて、今のお客さま、今の得意様にあわせた戦術です。

私がお客だとして、初めて入ったお店で、

「なぜ、ここに来たんですか?

「なぜ、何処がイイと思ったんですか?」

「うちは、ここがいいんですだから次も来て商品を買って下さい。」

などと話かけられたら、きっと、その時は「ええ」といっても次に行かない。

聞けるのは、今のお客様、特に超お得意様です。

なぜなら、顔見知り、普段から本音も話している可能性有り、しかも話したくてしょうがない方にマイクを向けるわけです、聞けないわけがない。

さあ、まず、超お得意様のカテゴリーの区分の仕方です。

仮にお店の客単価が、@7000円だとしましょう。

とすれば、超お得意様は、年間購入金額が、5.6万円以上の層です。

1ヶ月に一回~1.5ヶ月に一回、購入下さるお客様です。

商品によって、ランキングの金額は上下します。

例えば、一回の客単価が、10000円であれば、超お得意様は8万円以上です。

頻繁に顔を見せていただけるお客様が上得意であることは、業種を問いません

価格設定・商品構成がうまくいっていれば、上位20%のお客様が、売上の80%を占めるものです。

これは、パレートの法則と言って、どの業種でも当てはまるものです。

逆に、そうなっていないとすれば、お店の戦略に何らかの問題があるのです。

まず、お客様の売上に応じたランクを決め、一年間の集計を取ってみて下さい。

お金を儲けるには、「お金の数学」は欠かせないのです。

もし、10年前にお客様になっていただいてから、毎月来店される超優良顧客であり続けてくれたとすれば、そのお客様の価値は、

お店の客単価@7000円×12ヶ月×10年=84万円です!

このお客様が、何かに不満をもって来なくなったとしたら、いったい何人の新規顧客が必要になりますか?

客単価@7000円のお客様を12人をとれば、同じ事でしょうか?

「一回買って終わり」、定着しないお客様がいるのは、みなさんよく知っています。

「知らないお店のチラシはゴミ箱行き」これも みなさんよく見ます。

「お店の不満は、蜜の味」広まる危険も、みなさんよく知っています。

全くお店を知らない客層に向けて、情報を発信して、84万円を得るには、いったい、いくらの予算とどんな計画が、必要になりますか?

通販事業では、一人のお客様を掴まえるのに、10000円必要といいます。

仮に平均顧客価値が、20万円、定着率10%とすれば、

必要な客数 84人=84万円÷(20万円×10%-10000円)

一人のお客様を失うと、84人の新顧客の獲得に奔走することになります。

お金の数学では、さらにその業務に費やす経営者の時間と労力が加わります。

超お得意さんには、特別あつかいをしていいのです。

特別あつかいをすると、お店の良いところを教えてくれるし、人様に口コミして下さるのです。

口コミは、価値観同じ人たちに繋がっていきます。

超優良顧客のお友達は、次のお店の優良顧客になる可能性が高いのです。

お金に好かれたいとお思いのかたは、お金の数学をお使い下さい

顧客を知る、数字があります。

顧客を保全するために使ってもいい金額が分かれば、自信を持って営業が出来ます。

唯、売上を上げましょう!と叫んでも従業員の行動には響かない。

一人平均7000円の客単価を10000円にするには、どうしよう。

お客様にお話しを聞く、小さなパーティーはどうか?

新規顧客10人が、3ヶ月後に1人は寂しいから、3人にするには、何をする?

担当を決めるのもいいね、手紙かな?ラインかな?かかりたいね。

顧客の数字は、従業員にとっても、やる気を持たせる大事な指標です。

指標のかけ算で、売上目標を組むのは、経営者の大きな仕事です。

経営方針は、財務予算の裏付けがあって、実行できます。

特別あつかいするお客様を決める基準も、従業員が分かる行動目標も、お金の数学を知って、使って、もっと儲かりましょう。

 

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