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【2018年】成功した社長が、さらに最高益を伸ばす秘訣はココ!

SPECIAL

10億ビジネスの経営数値成長戦略コンサルタント

株式会社ノグチ経理相談室

代表取締役 

同族会社の業績を、10億20億事業に成長させる「経営数値」コンサルタント。客数や客単価・生産性などの業績を現す数値と、財務諸表の数値とを統合させることこそ、同族企業の成長の根源であると、「儲かる社長が押さえるべき商売7つの数値の法則」として体系化。頼りになる指導と、評価が高い。

「新しい店舗を出したいと思っていますが、何処に出店すればいいのか迷っています。それにタイミングも。同業者の会合でこの業界は、これからどうなるか、不安だと話が出ました。家族からは、無理しないで進むべきだといわれて…。」

数年前に、先代から引きついだ経営不振事業をどう展開するかご相談に来られた社長さんが、今回は店舗展開のご相談です。

嬉しい事に、昨年事業は経営不振から脱却し、最高益を上げる事ができました。

従前のビジネスモデルは、製造卸業でした。

当時社長さんは、一人3役、製造に販売に配送と、仕事はドンドン増えていく。

なのに、お金はふえていかない?

その上、先代から引き継いだ銀行借入の返済も大変。

いっそ廃業し、土地を手放せば借金は返せるかもしれないが、それでは、生活の基盤も商売の基盤も失ってしまいます。

そこで、土地を手放すことなくキャッシュフローを一番よくする策を錬りました。社長さんは、誠実に仕事を進め、事業転換を果たしました。

さて、事業転換が成功したらしたで、これからどうすべきか不安が首をもたげます。

ご来社の社長さん、現在の状況を話しだしました。

開店当初から売上は好調で、現在もその売上を継続しています。

しかし、一店舗ではこれ以上大きな売上の伸びは望めません。

協力的に仕事を手伝ってくれている社長の奥さん。

その奥さんから、今までの給与では、子供の塾の代金がでないと言われました。

社会保険料料率も年々上昇していて、社長さんの報酬は据え置かれたまま。

さらに、新店舗となれば、また新たな借金を考えなければなりません。

新店舗を出すべきかどうか考え出した頃、同業者が新店舗を出したと聞きました。

早速連絡をとって、同業者に話を聞きました。

同業者も同じように不安を抱えていました。

競合が多くなって、出店したところで、売上は上がるのか、不安です。

なかなか利益が出る商売じゃないですね、と話が出ました。

親から引き継いだ商売をなんとか成功させたいと懸命に働いてきたのは、借金を返さなければならないと思っていたからだ。

引き継いだ土地も商売も手放さないで、生きる方法に一生懸命やった。

この先もず~っと借金を返しながら、さらに新たな売上を出していけるのか?

事業にとっては、社長の不安病は、危機です。

「この業界は先細りになりかもしれないー不安」

「借金を返し続けなければいけないー不安」

不安病が問題なのは、不安が、否定的な言葉と相まって、社長の事業の先細りの未来を作り上げる事です。

そこでノグチは、社長さんに尋ねました。

「同業者が利益でていないのに、社長さんが利益をだせている理由はなぜですか?」

「それは、もともと作っていた製品を売っているからです、利益率が違いますよ~。」

「それに、お客さんとの会話から、何をほしがっているかいつも聞いているし。

だいたい自分もお客さんと一緒の趣味ですから、話が合うんです。

バイクのツーリングが趣味の人が多いですよ。」

社長さんは、バイクがお好きですよね?

バイク会社で、凄くイイと思っている会社はありますか?

「もちろんです!H社のバイク!創業者の志・考え方が大好きです。

あの会社には、文化があると思うんです!」

「であれば、社長が自社を比べるべきは同業者ではなくて、バイクの販売店。

あなたが目標とするのは、H社じゃないですか?」

「エッ、同業者ではないんだーーー!

ウチが目指すべきは、あの一流優良会社ですかーーー!」

自社製品に自信がある経営者であっても、こと販売となると、隣が気になる。

同業者の話題、ご近所のウワサ、誰が安売りをしたかといった情報。

私が税理士事務所勤務の頃、訪問先の多くの社長さんから、まず問われるのが、この手の話題でした。

ですが、注意すべきは、業界の話題をいくら知っていても、業界のトップランナーになれるワケではない、ということです。

誰かが、うまくやったプランを2番手ならともかく、業界情報誌に掲載されてから8番手9番手で真似したとしても、成果は大きくならないものです。

自分の商売をよくしたい、よい方向に持って行きたいと、思ったら何をしますか?

同業の自社とどっこい会社のやりようをマネルでしょうか?

それとも、優良なナンバーワン会社のよいところをマネルでしょうか?

ディズニーランドの接客・販売販促見学ツアーは、盛況です。

では、ディズニーランドを見学に行くのは、遊園地の経営者のみでしょうか?

いいえ、ありとあらゆる業界の利益を上げたい経営者が、見学に訪れます。

トヨタの生産方式を学ぶのは、自動車工場の経営者だけでしょうか?

世界中のより生産性を上げたい企業がこぞって学びに出かけます。

「そうか、バイク好きが、立ち寄るところに店があればいいわけだ。

それには、バイク店の出店を見よ!っていうことですか?そうですよね。

バイク好きがどうしても気になる文化がそこにあれば、店に立ち寄りますね。」

「小さな店舗経営者が、目標にすべき企業を「世界のH社」に据えたら、笑われますね。」社長さんは笑い出しました。

誰が聞いてもすぐわかる有名会社を目標にする事が、重要ポイントです。

ナンバーワンの知名度の会社は、社員にだってすぐにイメージ出来ます。

社長が心底惚れている会社を、目標にしている。

その夢を語る社長を、バカにするような社員なら、辞めていってもらった方がイイ。

社長の夢はタダの夢ではありません。

一流会社の数値目標を足し算したビジョンです。

商売がいつでも順風満帆に行かないことは、この世の常識です。

だからこそ、うまくいっているところから、お知恵拝借です。

お客様の納得購入価格をさらにひき上げる、再購入いただける丁寧な接客をする、それは、業種を問いません。

あなたが、真にすばらしい経営をしていると賞賛できる会社を目標に据えるのです。

そのすばらしい文化は、具体的な数字になって表れています

あなたが目標に据えた会社は、素敵な「粗利率」「労働効率」を持っています。

この数字は、あなたの会社をすばらしい会社にする目標数値になります。

経営者の皆様、新年にあたって、新たな目標を立てられたことと存じます。

豊に暮らしたい、その夢を実現するのが、夢に数字を足したビジョンです。

おめでとうございます。

大きな目標を据えると、あなたの夢が実現します。

 

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