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国の支援は、会社成長のためのツールである

  知財・ライセンスの収益化 後藤昌彦 SPECIAL
後藤昌彦 SPECIAL

知財・ライセンスの収益化コンサルティング

株式会社 IPMaaCurie(アイピーマーキュリー) 代表取締役 後藤昌彦

知的財産、マーケティング、マネジメント…を融合し、ライセンスによる収益を恒常的に得る仕組を創るコンサルタント。「見えない有益資産」である知的財産を見える化し、将来、億単位の収益向上に繋がる新たな収益力を引き出す独自の仕組みづくりに定評がある。


去る6月29日(金)に、中小企業庁が2つのものづくり関連の支援事業の採択結果を公表しました。

1つは、「平成29年度補正予算 「ものづくり・商業・サービス経営力向上支援補助金」」、もう1つは「平成30年度予算「戦略的基盤技術高度化支援事業」(通称 サポイン)」です。

事業の具体的内容は省略しますが、私がコンサルティングをしている会社でサポインの申請をしており、6月29日に打ち合わせをしている途中にサポインの結果がインターネットで公表されました。

結果を知った後、一時は会議室内が非常に重苦しい空気になったのですが、その後、社長から「この事業は、サポインに採択されるか否かに関わらず継続する。当社の柱にする事業だから」という一言で、全てが動き出しました。

改めて、この会社の社長の決意を垣間見た思いです。

中小企業庁や特許庁は、いろんな支援事業によって中小企業のサポートをしていますが、中には、そのサポートをはき違えて「補助金を得ることそのものを目的化」している企業もあるやに聞きます。

上述の社長の言葉のように、自社の「柱」を作り、成長することが本来の目的であるはずが、「補助金を得ること」で当座の運転資金を賄う(やったらいけませんよ!)とか、補助金がもらえるから何か事業を考えようという逆の発想をするとかはもってのほかです。

自社の将来を考え、地に足をつけて事業を構築している経営者には確固たるポリシーがあり、社員もついてきてくれています。

まず事業の実施と成功があり、そのための手段として補助金を活用するんです。当たり前の話です。

そのための支援なら私も惜しまずさせていただけます。

国の支援事業の意味を知り、自社の成長につながるかどうかを考え、採択されるような申請書に仕上げる。

この手順、忘れないでください。

 


【知財・ライセンス】会社に眠っている資産を収益化する視点
後藤昌彦

知財・ライセンスの収益化コンサルティング

株式会社 IPMaaCurie(アイピーマーキュリー)代表取締役

後藤昌彦

執筆者のWebサイトはこちら http://www.ipmaacurie.com/

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