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外部環境リスクにどう対応するか

  知財・ライセンスの収益化 後藤昌彦 SPECIAL
後藤昌彦 SPECIAL

知財・ライセンスの収益化コンサルタント

株式会社 IPMaaCurie(アイピーマーキュリー) 代表取締役 後藤昌彦

知的財産、マーケティング、マネジメント…を融合し、ライセンスによる収益を恒常的に得る仕組を創るコンサルタント。「見えない有益資産」である知的財産を見える化し、将来、億単位の収益向上に繋がる新たな収益力を引き出す独自の仕組みづくりに定評がある。

「後藤さん、先日お願いしてた件なんだけど、状況が急変して、例の中国と米国の
貿易戦争のあおりを受けて素材が入ってこなくなったんです。事業の進行を中止せざるを得なくて・・・」

これは、ある会社の経営者が先日私におっしゃった言葉です。

その経営者より、開発した素材を使った事業を進めるうえで知財による参入障壁構築が必要とのお考えから権利化の手続を進めようとしていたのですが、事業自体がストップしてしまったとのことで相談の結果、権利化は中止するということになりました。

この判断自体は個人的には間違っていないと思います。
 もう一つの考えとして、「知財化だけは先にしておいて、状況が変わったらすぐに知財を活用できる体制だけは作っておく」という選択肢もありましたが、その素材の活用は知財化するもの以外にも想定することができ、まだまだブラッシュアップもできうるという判断のもと、知財化もストップすることとしました。

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さて、上述のように想定していなかった外部環境の変化で事業の進行が左右されるということはままあることですよね。

リーマンショックもその一つだったかもしれません。

このようなリスクを避けるためには、選択肢を一つだけでなく、複数用意しておくことが大事かと思います。

プランAがだめならB,BもだめならCという風にです。

上述の場合なら、中国以外の国でも同じものが製造できる体制も作っておくとか(今回はそのような体制がなかったため間に合いませんでしたが)。

外部環境の変化は一企業だけではどうしようもありません。選択肢は一つだけではなく、代替案を複数用意しておくことも経営や知財活用には必要です。忘れないようにしてください。

 

【知財・ライセンス】会社に眠っている資産を収益化する視点
後藤昌彦

知財・ライセンスの収益化コンサルタント

株式会社 IPMaaCurie(アイピーマーキュリー)代表取締役

後藤昌彦

執筆者のWebサイトはこちら http://www.ipmaacurie.com/

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