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求人広告で思うような人材が集まる!仕事に付加価値を与えるには?

SPECIAL

ブランディング営業体制コンサルタント

H&Cブランディングマネジメント株式会社

代表取締役 

中小企業のための、「ブランディング営業体制」を構築するコンサルタント。営業スタッフのみならず、全社をあげて、企業価値をしっかり守り、価格競争をせずに確実に売れていく体制づくりを指導する。

「この給料じゃ求人を出しても意味がないかも知れない」 

こう嘆かれる経営者は少なくありません。なるほど、求人広告を出しても思うような人材が応募してくることは少なく、素晴らしい人材を確保するには四苦八苦。 

こんな時は仕事に付加価値を与えることを考えてみませんか。これはブランディングにも通じます。ただ数字だけが並ぶ求人広告でなく、どのような仕事をしてどのような生活の変化があるのか。これを求人広告に打ち出していくのです。 

つまり、広告を見ただけでイメージがわきやすくするのです。その為にはすることがあります。今回は求人広告から経営を考えていきましょう。 

 

■最初にすることは「どのような人材が欲しいか」を決める

求人広告を出す前にしていただきたいことがあります。それは、具体的な欲しい人材の人物像を定めることです。性別や学歴だけでなく職歴や家族構成まで、出来得る限り具体的に定めます。 

実はこれ、営業と同じなのです。営業をする際は見込み客を考えるにも関わらず、求人広告にはこれをしていない企業が多いのが現状です。求人広告も会社をアピールする良い機会なのですから、ぜひターゲットの選定は行ってもらいたいものです。 

ターゲットが定まったら、ターゲットが好むキーワードを織り交ぜて求人広告を作成していきます。例えば、高学歴の男性が欲しいとします。彼らが好むキーワードは何でしょうか。「キャリアアップ」「スキルアップ」など向上心をくすぐる言葉はいつの時代も人気です。 

一方、女性の場合はどうでしょうか。女性の場合、上に伸びることよりも安定志向の方が強い為、「家庭との両立」「ママでも安心」このようなキーワードが好まれています。他、学歴はなくとも元気な人が欲しい場合は、記号を多めに使い視覚から訴えることも有益です。 

例え求人広告であってもマーケティングは怠らないようにしたいものです。 

 

■会社の目標と理念が給料以上の付加価値

現在、日本は労働人口の減少により売り手市場です。目標も理念もない会社は人手不足により淘汰される運命です。 

こうならない為にも、求人広告の時点でも目標と理念を示しておきたいものです。これが給料以上の付加価値です。目標と理念を知ってもらい、求職者に「この会社は社会の役に立っており自分もその一員になりたい」と考えてもらえたら成功です。 

加えて、求人広告を見ているのは職を求めている人だけでなく、他社の採用担当も見ていると考えて間違いありません。求人広告により経営状態や社内の雰囲気も伝わってきますから、数字だけを並べるだけでは後々の経営に影響が出てくる危険性があります。 

目標も理念もない会社と目標も理念もしっかりした会社、どちらが経営状態の良い会社だと感じますか?あなたならどちらの会社と取引がしたいでしょうか? 

求人広告といえど、会社のプロモーションの一環です。会社のイメージを上げるのも下げるのも広告次第です。これを頭に置いて求人広告を出していきましょう。下手を打つと同業他社にシェアを奪われる危険性もあることを念頭に置いてください。 

 

■避けたいキーワード「簡単」「誰でもできる」

求人広告を作成する際に避けたいキーワードがあります。それは「簡単」と「誰でもできる」です。これは従業員の人格を認めていないも同然な言葉なのです。頭数さえいれば良い、何も考えなくても構わないというメッセージを暗に発していることになります。 

これは企業イメージを著しく下げることにつながります。すぐに影響はなくとも長期的に見るととても悪手です。それに「誰でもできる」なら自分でなくても構わないと考えられ、本当に欲しい優秀な人材は他社に応募をするでしょう。こうなると求人広告を出した意味がありません。 

更にいうなら、誰でもできる簡単な仕事なら他社でも簡単にできるという意味になります。簡単で誰でもできる仕事ですから優秀なスタッフはいないと捉えられ、簡単にシェアを奪えるとも考えられるでしょう。キーワードを一つ間違えるだけで、大きな損失を生む危険性が出てくるのです。 

求人サイトや求人雑誌に「簡単」「誰でもできる」という言葉が並んでいるのは、一度の求人で人が集まらないからです。だから、何度も広告を出す必要がある。広告費のことも考えると、やはり避けたい言葉です。 

 

■求人広告に偽りのない経営を

いくら完璧な求人広告ができたとしても、内容に偽りがあるなら意味がありません。例えば、賞与を払えるだけの体力がないにも関わらず賞与年2回などと書いても、それは単なる騙りです。 

そうならない為にも一度経営コンサルタントを入れて、会社の経営状態を見てみませんか。私なら1級ファイナンシャルプランニング技能士の資格を保有していますので、あなたの会社の資産状況を客観的にアドバイスできます。加えて、あなたの会社のブランディングも行えますから、的確な求人広告の作成指導も可能です。 

あなた一人で全てを行わないでください。私が一緒に考えていきます。もっと輝ける未来の為にできることを一緒にしていきませんか。 

最後まで読んでくださり有難うございました。

あなたの一日が素晴らしいものでありますように。

 

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