技術からニーズを掘り起こす
「後藤さん、この度弊社が開発した新製品が新聞に掲載されました。これもご尽力いただいた皆様のおかげです。有難うございました。」
これは、先日、私が支援をさせていただいている会社の役員様からいただいた言葉です。
この会社が自社で独自に開発した製品について新聞社から取材を受け、掲載されたということでこれが販売促進のきっかけになればと私も思っています。
私も微力ながら、お世話になっている大企業のOBの方々等にこの製品の紹介をさせていただきました。
開発した製品のアピール方法はいろいろあるかと思いますが、例えば工業系の新聞に新製品として紹介してもらうのも一つの方法ですね。これをきっかけに、多くの企業から問い合わせが来たという話もよく聞きます。
特に中小企業では、「うちの持っている技術を使えば作れる製品」はあるが、「うちの持っている技術でユーザーニーズにマッチした製品」はなかなかできないのが実情です。したがって、新製品を何らかの方法で世の中に公表し、エンドユーザーとの接点を作ることが必要になりますね。
いくら特許を取得して技術力のアピールはできても、別の手立てでニーズを探索しながらそれに合った製品に仕上げていくといういわば「技術をニーズ解決に変換する」ことが大事です。
その意味で、新聞への紹介からエンドユーザーを引き込むことでそのニーズを掘り起こすということも有効かと思います。
皆様はどんな方法で「ユーザーニーズの掘り起こし」をしていますか?
皆様なりに、ニーズと技術力のマッチングをどのような手法で、だれと協力して行うかを考えてみてください。
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