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社長、「女性にモテるには?」を考えたことがありますか―「情報発信」と女性の支持には相通じるものがある―

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地方メディアの高度有効活用コンサルタント

株式会社メディアコネクション

代表取締役 

広告分野における地方メディアの高度有効活用を専門とするコンサルタント。東京在住中のマーケティングビジネス経営の経験と地方企業への経営革新支援ノウハウの融合させた、独自の「儲かるための広告戦略」を開発。自らも成功実践事例として、地方メディアを舞台に展開。

お酒の席もすきでして…

今回はいささか不謹慎なタイトルになってしまいましたし、私の日ごろのテーマとも特に関係ないように見えます。(最後、ちゃんと接点はありますが・・)ただ、内容はいたって真面目なものと思っておりますのでよかったら最後までお読みください。まあ、女性の顰蹙を買うかも知れないことは覚悟しておりますが・・

さて、年末年始と過ごしてきて、特に男性諸氏は、街にお酒を飲みに繰り出す機会も多かったのではないでしょうか。

そんな、飲み屋さんの席で、私がリサーチした結果をお知らせしたいと思います。

お酒の相手をしてくれるお店の女性たちには、どんな男性が素敵に見えるのでしょうか。

というよりその前に、どんな男性が嫌われるのかについて述べてみたいと思います。

例外なく言えるのは「威張る人」なんだそうです。

まあ、考えてみればこれは当たり前のことで、世の中で「威張る人」を好きな人間は、そうはいないはずです。

ただこれには、そういった一般的に言える理由以外に、彼女たちのもう少しロジカルに突っ込んだ解説がつくのです。

まず「威張る人」の中でも、過去の成功体験を偉そうに語る人

「俺は昔たいしたもんで、これこれこうだったんだぞ。」「あの頃の俺には、みんなへいこらしたもんさ。」「○○がうまくいったのは、まあ全部俺のおかげみたいなもんだ。」・・・・過去においていかに自分がすごかったのか、どれだけのことをやったのか、など滔々と語る人のことです。

こういう人物に彼女たちが「わーすごーい。社長さんてやっぱりやり手だったのね。」とか「そんなすごい人だなんて知らなかったわ。すてき!」と言いながら、どういう判断を下しているかというと、「ああ、そのとき終わった人なのね。今がパッとしないから過去の栄光にすがりついているわけね。」ということになるのだそうです。

本質的に彼女たちに限らず、女性は「過去」に対してそれほど興味を持ちません。

過去がいかに栄光に輝いていたものだったとしても、現実には目の前にいる「あなた」を見ているわけです。

次に、今のポジションや状況を威張る人

「俺は、○○代議士の秘書とはツーカーでさ。」「県の課長クラスも、俺にはさっぱり頭が上がらないんだぞ。」「○○が選挙に通ったのは誰のおかげだ、って言ってやったんだよ。」「どうしてもって頼まれるもんだから、仕方ないからやってやったんだよ。」・・・・

これに対しても、彼女たちは「すごーい、さすがに○○さんは頼りにされているのね。」とか「やっぱり、社長はそこまで行く人だと思っていたわ。」とか、思いっきり褒めてくれるでしょう。しかし、心の中では「ああ、そんなことで威張るなんて、この人はせいぜいここがピークの人ね。」「こんなことで威張れるなんてハッピーだこと。」などと思っているのです。

というのは、現在を威張るといっても「現在」は「今に一番近い過去」になるわけで、「過去」であることに違いはありません。

先述のように、女性は「過去」に関しては、本能的にあまり評価しないようなのです。つまり、「今までのこと」は、本質的に「どーでもいい」のです。

彼女たちが笑いながら、「先日、『俺は係長になったんだぞ!』って威張ってた人もいたわよ。」と、教えてくれたこともありました。これには私もいささか驚かされました。せめて家族で喜ぶのならともかく、外で、しかも「威張る」ようなことかよ、と思ったのです。彼女たちの感想も同様だったわけです。

さて、この「威張る」という行為、なおかつそれが「過去」に依拠しているために、決して女性に支持されない、という事実。

にもかかわらず、「威張る」という行為は、日常的に夜の巷で繰り返されているわけで、ここをちょっと変えるだけで女性たちの支持率はぐっと上がることは間違いないのです。

さてそこで、「すでに終わったもの」「過去」に対する支持が得られないとすれば、「まだ終わっていないもの」は何であろうか、ということです。

過去や現在がダメだとすれば残っているのは「未来」しかないことになります。

そうすると「そうか!!「未来」を語ればいいんだ!」ということです。

さあそれで、はたしてモテるのでしょうか?

確かに「俺には、まだまだ先がある、今のこんなポジションに甘んじていられるか!」というくらいの根性の持ち主であれば、過去を自慢したり、現在の状況で威張っちゃったりすることはないでしょう。少々の成功とか出世とか、そんなもの、ほんの過渡期の出来事に過ぎないからです。そういう未来へのビジョンを語ることができれば、女性の目には少なくとも、過去の栄光や現在のポジションをエラソーにしゃべる男性よりもマシに映ることは確かであります。

さて、「未来」を語ることができれば女性にモテそーだ、というところまでは、ようやくなんとか到達することができました。が、ここで、「よっしゃあ!じゃあ、大いに将来の夢など語ってモテまくるとするか!」と、早計に判断するのは危険です。ことはそう簡単にはいきません。単純な男どもと違って、女性の目はさらにシビアなのです。

彼女たちは、その「未来」が本当にこの男の実力の延長線上にあるか、冷静に見極めています。

ただの口先だけで言っているとすれば、すぐに見抜かれます。『あんたの力量じゃ、そんな目標しょせん無理に決まっているじゃない。せいぜいほざいてなさい!』と思われるのが関の山です。

その男性の存在が、過去より現在、現在より未来へつながっているか否かについて、彼女たちは無意識のうちに本能的本質的に見極めますから気をつけてください。

つまり、未来を語るにも、ある種の謙虚さや確実性の裏付けみたいなものが要求される、ということです。

大言壮語、派手な未来をぶち上げた方が、一見モテるような気がするかも知れませんが、それは逆です。

きちんと謙虚になおかつ誠実な態度で未来を語る男性は、嫌われることは決してない、と世の男性に伝えておきたいのです。

女性は、その内容が興味のない話であれば、スルーするかも知れないけれど、特にマイナスに振れることはありません。おそらく、飲み屋さんでそんな話をする男性は珍しいでしょうから、ちゃんと聞いてくれて、スルーもそれほど起こらないと思います。

少なくとも、自慢したり威張ったりするやつよりは確実に点数は高いことになります。

まあ、考えてみれば「女性にモテるために未来を語るわけではない。語る未来がちゃんとあるから、女性にモテる可能性が高くなる」のです。

ここをはき違えては本末転倒もいいとこです。

モテるモテないについて、結論めいたことを言えば、過去を自慢したり現在を威張ることが、モテるにつながることは決してない、ということだけは、間違いのない事実なのです。

ここのところをほとんどの男性が勘違いしているのです。

さて、この件に関する分析をもう少し深掘りしてみると、それは「女性にモテる云々・・」といったテーマを超えた話になってきます。

本質的に大事なことは、前述した「女性にモテるために未来を語るわけではない。語る未来がちゃんとあるから、女性にモテる可能性が高くなるのだ。」というくだりになります。

誰かに語れる未来を常に考えている人間は、それが男だろうが女だろうが、周りから見てきっと魅力的に映ることでしょう。

そういう人間は、常にその希望する未来に対して、研究や情報収集も怠らないでしょうから、その学習の結果として、前向きでポジティブな話題にも事欠きません。

そんな希望のある未来の話を聞いていて、いやな思いをする人は少ないだろうと思います。

よほどシニカルな人間でもない限り、水を差すこともないでしょうし、仮にそんな奴がいたら無視すればいいだけのことです。

さて、私の推奨する「情報発信(アウトプット)」も同様なのです。

過去だろうが現在だろうが、自慢話や上から目線の発信をすれば、誰からも支持されることはありませんし、むしろ逆効果です。

謙虚に誠実に、自分の取り組む事業に関して前向きに明るく語れる未来があるからこそ、それは活きたものになるのです。

ここの本質において、モテるための必然性と「情報発信(アウトプット)」の重要な条件との間には共通点があるのです。

さて、ここまで、私の飲み屋さんにおけるリサーチ結果として「こう考えこう行動したら女性にモテるんじゃないか」という、研究発表を行なってきました。モテるかどうか、という1点においても、そう間違った研究成果でもないんじゃないかとは思いますが、前述のようにモテるモテないを超えた魅力的な人間への足掛かりも発見できたのではないでしょうか。

なお、これは極めて私的研究による成果発表ですので、仮にその通り(モテるように)にならなかったからといって、当方は一切の責任を負いかねますのであしからず。

 

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