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不景気だからこそ地固めを!チャンスをつかむのは客観性を持つ会社だけ

2020年3月12日 ブランディング営業体制 吉澤由美子 SPECIAL
SPECIAL

ブランディング営業体制コンサルタント

H&Cブランディングマネジメント株式会社 代表取締役 吉澤由美子

中小企業のための、「ブランディング営業体制」を構築するコンサルタント。営業スタッフのみならず、全社をあげて、企業価値をしっかり守り、価格競争をせずに確実に売れていく体制づくりを指導する。

「コロナでうちの会社は大変ですよ……」 

中国の武漢で発生した新型肺炎の影響は、日本経済にも暗い影を落としています。観光業や飲食業といった、インバウンド客を直接もてなす業界だけではありません。中国で原料や部品を仕入れていた製造業にも障りが出てきています。 

世界中で株価は下落し、リーマンショック以来の世界恐慌に陥る予兆があります。中小企業は倒産する会社が多くなるでしょう。 

それでも、恐れる必要はありません。不景気だからこそ客観性を持ち、地固めを行うことで100年続く会社造りをしていきましょう。ピンチをチャンスに変えられる方法を、今回お話していきます。 

 

■不景気にしてはいけないこと3

現在、世界恐慌が起きる前夜です。このような時、決してしてはいけないことが3つあります。 

1つ目は、愚痴をこぼすことです。つらくて苦しい中、愚痴の一つもこぼしたい気持ちは分かります。ですが、愚痴をこぼしたところで現状は変わりません。むしろ、言葉にすることで悪い未来ばかりが頭に浮かんでくるでしょう。言葉にはそれだけ強い力があります。 

2つ目は、社員や他社をこき下ろすこと。つらくて苦しい時は、他人の粗がよく見える時期でもあります。ですが、ここでこき下ろしても無意味です。無駄に敵を増やしかねません。言葉に出さなくても、頭の中で繰り返しこき下ろすことで悪いイメージが強化されていきます。それにより、可能性の幅が狭まってしまうのです。 

もし、頭の中でこき下ろした相手から救の手を差し伸べられた時、あなたは素直に受け取れるでしょうか。罪悪感が生じて当然です。もしかすると、断ってしまうかも知れません。そうなると、不景気を乗り越えるどころの話ではなくなってしまいます。 

3つ目は、破滅の未来を想像することです。慎重なのは良いことですが、破滅の未来を想像するだけでは何も変わりません。破滅の未来が頭に浮かんできたとしても、明るい未来で打ち消してください。明るい未来にするには、どうすれば良いかを考えていく。これが大切です。 

あなたの会社は、不景気などでへこたれる会社ではないはずです。あなた自身も、こんなことでダメになるような人間ではありません。良い未来にしていきましょう。 

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■銀行に走る前に社内でミーティングを

現在、経済活動が停滞していますので、資金繰りに苦しむ中小企業も出てくるはずです。中には銀行に走り込む経営者もおられるのではないでしょうか。 

しかし、銀行に行くのは1日待ってください。焦る気持ちは分かりますが、1日かけて社内でミーティングをしてみましょう。この社内ミーティングで話し合うのは、現状と未来についてです。資金繰りが苦しいことも正直に伝えてください。 

社員は経営者が想像するよりも、経営状態を敏感に察知しています。危ないなと感じたなら、若い社員から離職していくでしょう。これを防ぐためには、正直に現状を話すしかありません。そして、現在経営者が考えている現状打破の方法を伝えます。 

もちろん社員からもアイデアを募ってください。このピンチを乗り切るのは経営者一人だけでは困難です。だからこそ、社員の知恵も借りるのです。 

社員の知恵を借りるのは、何もアイデアが欲しいだけではありません。社員の意見にも耳を傾けることにより、信頼度を上げるのです。人間は自分の意見を受け入れてくれた相手に対し、信頼を抱くようになります。「自分」というものを肯定してもらえたと感じるからです。 

今まで以上に社員と信頼関係が築けたなら、ピンチを乗り越えるのもつらくありませんよ。 

 

■不景気だからこそブランディングに力を入れる

社内ミーティングで話し合ってもらいたいテーマのもう一つが、ブランディングについてです。自社の強みは何なのかをじっくり話し合ってみてください。プロのコンサルタントを入れる前に、社内で一度落ち着いて自社を客観的に見るのです。 

客観的に見ると、今まで目を逸らしてきた部分が見えてくるはずです。その部分はなぜ目を逸らされてきたのか、この理由も話し合ってみてください。もしかすると、目を逸らしてきた部分が不景気に強いものかも知れません。 

忘れてはならないのが、経営者や社員の個人ブランディングです。普段は何気なく接していますが、素敵な部分がたくさんあるはずです。社内で褒め合うことで、個人ブランディングができるんですよ。ぜひ試してみてください。 

おたがいに褒め合うことで、社内の雰囲気も前向きで良い空気になります。この良い空気が生み出せる会社は、必ず不景気に打ち勝つことができます。なぜなら、おたがいに良いところに目を向けるようになっているからです。良いところを生かすように仕事をすれば、上手くいきますよ。 

不景気だからこそ、テンションを上げていきましょう。そのためには、自分たちの強みを見つけましょう。ブランディングで経営者と社員一丸になって、不景気に立ち向かっていってください。 

 

■夢を語る経営者であって欲しい

これから世界恐慌は必ず起きます。それは仕方がないことです。一般市民では止めることはできません。それでも、希望は捨てないでください。つらい中にあったとしても、夢を語る経営者であって欲しいのです。 

現在、猛威をふるっているコロナウイルスは、電子顕微鏡で見ないと分からないほどの小さなものです。そんなものに負けるだなんて悔しいじゃありませんか。 

困難な時だからこそ、世界に日本の中小企業の底力を見せつけましょう。私はそのお手伝いをさせていただきます。いつも側にいますよ。一緒に頑張りましょう。 

最後まで読んでくださり有難うございました。

あなたの一日が素晴らしいものでありますように。

【ブランディング営業】脱・お願い営業を実現する経営視点

ブランディング営業体制コンサルタント

H&Cブランディングマネジメント株式会社 代表取締役

吉澤由美子

執筆者のWebサイトはこちら  http://www.hc-bm.com/

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