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スタッフの定着率を上げる方法!

SPECIAL

ホスピタリティビジネスコンサルタント

ザ・ホスピタリティチーム株式会社

代表取締役 

「お金になるホスピタリティビジネス」構築の専門コンサルタント。ホテルやウェディングビジネスのみならず、異業種のホスピタリティを軸とした新ビジネス立ち上げも指導。

先日、ある経営者の方から相談を受けました。

『スタッフが定着せずにすぐに辞めてしまいます。どうしたら辞めずに定着してくれるのでしょうか?』とういう相談内容でした。

労働集約型であるサービス産業の人財不足は、今、業界全体の大きな課題となっています。

今や、日本の産業の70%以上がサービス産業です。それだけ、優秀な人財の確保に対する採用競争も加熱しており、その採用した人財の定着率を上げることは経営のおける最優先課題です。

人財の確保という視点だけでなく、定着率の向上は生産性の向上、サービスの品質向上等大きな意味を持ちます。

それでは、何故、サービス業は定着率が低いのでしょうか?

大きな要因のひとつとして低賃金、長時間労働ということが考えられます。しかし、私の経験の中で、定着率の低い企業の共通点は、『スタッフに目的意識や目標意識が低い』という点です。

ただ、毎日、安い給料で長い時間の労働を強いられていると考えながら仕事をしていたら、当然、モチベートされませんし、長続きしません。

私が、この課題を解決する上で最も大切だと思うのは、スタッフひとりひとりが給料・雇用安定以外の『やりがい』や『成長』『社会貢献』『達成感』等の内発的な動機付けによる目的を持ち、自主性が発揮できる職場環境を作り、仕組み化することです。

それには、『自分の会社がどういうことを目指しているのか?』『どこに向かおうとしているのか?』が共有されていなければいけませんし、それが各スタッフに共感され、その事がやる気に結びついていなければいけません。

では、どうすれば、そのような意識付けができるのでしょうか?

弊社も、ホスピタリティを軸としたコンサルティングの中で、そのような課題解決のサポートをさせていただいているのですが、

そのひとつが、会社の大きな目的として経営理念というものがあります。それを絵に書いた餅ではなく、個々が考え、それに従った行動ができるような仕組み、仕掛けが必要です。

毎日読み合わせているだけでは、経営理念の実現にはなりません。

また、各スタッフがやる気に繋がる目標設定や、成長に繋がる教育施策を実施する点も重要です。

分かりやすく言えば、そのような事を通じて『スタッフに愛してもらえる自社を創る』ということです。

私は『スタッフが愛せない会社は、お客様にも愛してもらえない!』と思っています。

是非、マネジメントの優先課題として、良い人財を確保する為に、定着率を上げる為にも『スタッフに愛される会社』を目指してください!

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