時代が求める「マネジメントの転換期」とは? | 日本コンサルティング推進機構

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時代が求める「マネジメントの転換期」とは?

SPECIAL

ホスピタリティビジネスコンサルタント

ザ・ホスピタリティチーム株式会社

代表取締役 

「お金になるホスピタリティビジネス」構築の専門コンサルタント。ホテルやウェディングビジネスのみならず、異業種のホスピタリティを軸とした新ビジネス立ち上げも指導。

このコロナ禍の影響で、日本は10年間で成し遂げようとしたことを、この1年で成し遂げようとしていると言われています。

その大きな要素はIT化であり、会社に出勤しなくても自宅で仕事ができる、買い物に行かなくても、食べに行かなくても、自宅に届けくれる、AIを駆使して省人化、非接触でコトが済むなど、確かに時代に合わせて、ゆっくり進んできた事象が急激に進んでいる感は否めません。

それは、仕事における業務範囲に留まらずに、私たちの「心」の変化も同じことが言えます。

このコロナ禍により、普通に外食や旅行に出掛けられることのしあわせ。

イベントなどで人と人が触れあいながら、共感する時間を過ごすしあわせ。

今までの当たり前が、当たり前ではなかったことに気付かされた1年となりました。

そして、経済活動においても、経済優先、儲け主義から自然破壊や、格差社会に繋がっている観点からもSDGsといった持続社会を推進していく動きが活発化しています。

このような流れの中で、私たち経営者をはじめとするリーダーの仕事への向き合い方、従業員に対するマネジメントも時代変化と共に変えていく必要があります。

それでは、どのように我々リーダーはマネジメントを変えるべきなのでしょうか?

私は、そのヒントが「ホスピタリティ」にあると考えます。

ホスピタリティは顧客に対する「もてなし」や「厚遇」といった意味に捉えられがちですが、実はそれに留まらずに人間関係のすべてに存在しています。

そのホスピタリティの概念は、「他者に貢献することで得られる自分の喜びやしあわせ」です。

つまり仕事に置き換えると、自分が社内や顧客、社会に貢献することで、自分の仕事が相手の喜びやしあわせに繋がり、その喜びの声や承認が自分の喜びやしあわせになる。

という考え方です。

つまり、これは仕事の目的そのものであり、我々の仕事に置き換えると、あらゆる仕事は、自分の商品やサービスを通じて顧客の喜びやしあわせに貢献することであり、その喜びが従業員の喜びや仕事のやりがいに繋がっています。

「今よりも便利な洗濯機を開発、製造販売して快適な生活を送ってもらいたい!」

「当店での飲食の時間を通じて、家族のしあわせな時間を過ごしてもらいたい!」

これらはすべて「人の喜びやしあわせに貢献すること」であり、その対価としてお金をいただいているのです。

つまり、企業は人間がしあわせになるために考え出されたひとつの社会システムなのです。

苦しい今だからこそ、この商売の原理原則、本質に立ち還る時であり、我々のマネジメントにおいても、

「利益を上げる為にどのようなマネジメントが正解か」

ということよりも、

「社会に貢献して、人々をしあわせにする為には、どんなマネジメントをするべきか」

を考えるべきなのです。

その考えに基づけば、経営者として、どのように従業員の喜びやしあわせに貢献できるか。

顧客の喜びやしあわせや喜びにどのように貢献できるか。

それが、社会の喜びやしあわせにどう繋がるか。

やっていることは同じでも、「儲ける為」なのか、「人々の喜びやしあわせの為」なのか。

そのひと言にリーダーとしてどのようなメッセージが込められているかによって、従業員の感じ方ややる気が大きく変わることを我々リーダーは理解しなければなりません。

このコロナ禍は淘汰のプロセスだとも言われています。

それは、「真の価値のある企業しか生き残れない」ことを意味します。

「何のために、この仕事をしているのか」

「この仕事は、従業員、顧客、社会のどんな喜びやしあわせに繋がっているのか」

「それに見合った声掛け、意思決定、マネジメントができているのか」

もう一度考えるタイミングにきているのではないでしょうか?

あなたの会社は、「利益を上げる為」、「人々をしあわせにする為」、どちらのマネジメントを主軸にしていますか?

 

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