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目標と実績の差が教えてくれるものとは

SPECIAL

環境戦略コンサルタント

合同会社オフィス西田

チーフコンサルタント 

環境戦略アドバイザー。数々の多国間環境条約や、国連が提唱する2030年のための持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals: SDGs)を参照しながら、サーキュラーエコノミーなど企業として取るべき環境戦略や、環境対策を通じた長期収益構造の改善などをアドバイスしている。

世間ではそろそろ令和3年度の実績値が固まり、株主総会などの準備で目標と実績の差異分析が忙しい時期だと思います。今は亡き一倉定先生の教えに「目標はその通りいかないから役に立たないのではなく、その通りいかないからこそ役に立つのである」という、一見するとなぞかけのような言葉があります。これは何を意味しているのでしょうか?

どんなに事業規模が小さくても、人を雇って事業をしている会社であれば、普通は何らかの経営目標を立てています(目標とは無縁の会社、と言う存在も稀にあるようですが・・)。

皆それなりに頑張って、その結果として目標達成を果たす場合ももちろん少なくないわけですが、多くは実績と目標の間に何らかの差が発生します。

一倉先生は「目標と実績の差は、客観情勢のわが社におよぼす影響を知らせてくれるものである。」つまり、その分だけ経営者が客観情勢を見誤っていたことを知らせてくれるのだ、と説いています。

自社の経営資源や実力を一番分かっているのが経営者だとしたら、計画段階で自社の果たしうる役割を見誤るおそれは僅少に止まるはずです。にもかかわらず一定以上の差異が発生してしまうとすれば、それは客観情勢すなわち外部要因によるものであり、それを見誤った経営者の責任がそこに炙り出されるのだ、先生はそんなふうに説いているのです。

予期していなかった障害により販路が閉ざされてしまった、見えていなかった需要家から大口の引き合いが舞い込んだ、そんな要素によって目標は達成されたりしなかったりするわけですが、そのいずれも経営者として把握すべき情報を捉え切れていなかったこと、つまり客観情勢を見誤っていたことに起因するのは明らかです。

数値に裏打ちされた目標はしっかりと立てましょう。実績が上がったら、目標との差異分析を定期的に行うことで、おのずと次の課題が見えてくるのです。

目標と実績の差に立ち向かおうとする経営者を、当社はいつも全力で応援しています。

 

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