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未利用資源と言う宝の山

SPECIAL

再生材ビジネスコンサルタント

合同会社オフィス西田

チーフコンサルタント 

カーボンニュートラル、SDGs、サステナビリティ、サーキュラーエコノミー、社会的インパクト評価などへの対応を通じた現状打破と成長のための対案の構築と実践(オルタナティブ経営)を指導する。主な実績は、増客、技術開発、人財獲得、海外展開に関する戦略の構築と実現など。

 原材料を加工する工場や、洗浄・研磨などの作業現場では、水や油、さまざまな化学薬品など、必ず何らかの資材を消費します。消費した、もしくは余った資材は廃棄物として捨てられる運命にあるのですが、循環経済ではこの廃棄物となる剰余材について、利活用の道がないかに目配りをします。全ての剰余材が高値で売れる、とまでは言いませんが、中にはかなりの可能性をもたらしてくれるものがあったりするのです。

 

 可能性を探るための一つの切り口として、以前このコラムでも書きましたが、二酸化炭素の排出に値段が付くようになる、という制度の変化があります。剰余材の利活用を進めることで、結果としてCO2排出が削減できるとなれば、その分の価値を上乗せして考えることができるようになるからです。

 

 具体的な技術開発が進められている事案として、洗浄工程のアルカリ排水を利用してCO2を出さずに石灰を生成するという技術があります。今までコストでしかなかった廃棄物が石灰と言う価値を生み出し、なおかつCO2を削減するのですから、三方得の事案として関係者の期待には大きなものがあります。

 

 このメリットを説明するためには、剰余材の利活用によってどのくらいのCO2が削減できるのか、を計算しなくてはなりません。そのための「ライフサイクルアセスメント(LCA)」という手法に基づいた計算サービスが、最近花盛りとなりつつあります。

 

現在さまざまな場面でこの取り組みがなされつつありますが、その多くが単純に排出量の計算をするところまでで止まっており、未利用資源の利活用による環境貢献度も併せて計算する、といった対応を取っているところはまだあまり多くないようです。

 

当社は、未利用資源の利活用を通じた新たなビジネスチャンスを考えたい、というニーズに最優先で対応しています。もしかしてウチの剰余材も・・と思われた経営者の方は、ぜひ当社までご連絡ください。「チャンスの女神は後ろ髪をもたない」競合との差別性をいち早くモノにするために、このチャンスを逃す手はありません。ご連絡は、  nishida@officenishida.biz までお気軽にどうぞ。

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