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経営者の可能性をもっと引き出す”中小企業の経営企画”

SPECIAL

トラスタライズ=信頼を対価に変えるコンサルタント

トラスタライズ総研株式会社

代表取締役 

企業の「信頼を対価に変える」専門コンサルタント。独自の「トラスタライズ手法」を用いて、見えない信用や信頼を、目に見えるカタチに変え、対価へと変えることで多くの経営者から注目を集めている。企業経営において社会・顧客双方の価値の創出が求められる時代にあって、「信頼」を切り口に、顧客企業が売上・利益を向上させられる手法の研究・提言を行っている。

「このままじゃいけないとは思っているんだけど…」
「考えていることはあるのに、なかなか形にできなくて」


そんな声を経営者の方からよく伺います。

もちろん、日々の業務やお客様対応をこなしながら、未来を見据えて動くのは簡単なことではありません。それでも、少しずつでも前に進もうとしている経営者ほど、「考えていることを整理したい」「取り組んでいることの手ごたえを得たい」と思われる場面が増えてくるようです。


■経営を“前に進める”ための3つの視点

経営がうまく回っていると感じるとき、多くの場合、次の3つの視点が自然につながっています。このつながりをどんどん回していくことで、自社・経営者の信頼が積み上がり、さらに事業を強固なものにしていきます。


1|未来を描く“戦略・企画”
「こうありたい」「こう進みたい」という想いを、事業の方向性・施策として言語化し、社員や社外にも共有できる形に整える視点です。


2|日々を動かす“計画・実行”
未来に向けた方向性や施策が、現場における日々の動きと噛み合っていくようにする視点です。月次の確認、定例の場、数字での可視化といった要素もここに含まれます。


3|“信念・共感”で軸を通す
高い目標を立てて達成したとしても、「自社らしさ」や「社会に対する価値」を失ってしまっては、社内外からの信頼を得られず、難しい経営を迫られることになります。周囲から信頼され、応援してもらえるような価値観や姿勢を軸とし、共有しておくことで、経営をさらに前に進められるという視点です。

逆の言い方をすれば、今の仕事を延々と繰り返すのではなく、未来のあるべき姿、ありたい姿を描き共有すること。そして、そこに至る道筋を何とか踏み外さず歩んでいくこと。これらは経営者の責務であるとも言えます。


■「ひとりで考え続ける経営」は、可能性を狭める

とはいえ、これらの要素を経営者の頭の中だけで組み立て、実行に移すことは大変難しいです。

会社の未来について、もっと深く考えたい。目の前の数字をもっと意義あるものにしたい。
「うちの会社らしさ」を、きちんと社内外に伝えたい――

そんなふうに思っていても、日々の業務に追われるなかでは、つい後回しになりがちだからです。

経営者ご自身が「考える時間」や「実行の手段」を持てず、本来実行したかったことに手が回らなくなる… そんな事態が積み重なると、どうしても経営の意思決定は属人的かつ一過性のものになってしまうでしょう。

その結果、経営者としてのご自身の可能性の幅を狭めてしまった、ということにもなりかねません。企業の経営には、人生をかけて臨むケースも少なくないはずで、これは本当にもったいないことだと思います。


■やりたいと思うことを、確実に形にしていくために

そうではなく、未来を描き、着実に形にしていくには、思考を整理し、判断を言語化し、実行までをデザインする“経営企画”の視点が必要になります。

経営企画、あるいは経営企画室というと、大企業に特有のものだというイメージをお持ちの方も多いでしょう。ですが、経営者がなすべきことを明確にし、時には実行も担えるという意味で、中小企業にとっても有用な機能だといえます。

しかし現実には、経営者自身の頭のなかで、しかも余裕のあるときだけで完結せざるを得ない、というのが中小企業の実情だと思います。一度立てた計画を、何年もメンテナンスせずに放置しているケースも少なくないでしょう。

だからこそ、立ち止まり、考え、自分なりの“正しさ”を模索する機会を、経営者の方にはぜひ持っていただきたいのです。

日々の忙しさのなかで、そんな時間を持つことは簡単ではありませんが、それでも「こうありたい」と思い描くことが、会社の未来を良い方向へ少しずつ動かしていくはず。ご自身・社内だけで実行できなければ、当社のような外部の力を利用する選択肢もあります。

理想の経営を目指すうえでは、様々な取り組みが求められます。ぜひご理解頂きたいのは、あれこれ思い悩む、あるいは後回しにするよりも、まずは実行してみて、そこから改善をしていく方が、多くの場合、よい成果・よい学びを得られるということです。

経営に完璧な設計図はありません。

しかし、理想の姿を具体化して、組織や仕組み、時には社外の力を使ってカタチにする努力は、必ずや経営者としてのあなたの可能性を広げてくれるはず。時間をかけて、完璧なものにしていけばいいのです。

今日の話が、少しでもそのためのきっかけになればうれしいです。

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