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ビジョンの実現に向けた、人材の育成も大切だが、 組織能力の育成にこそ、大きな伸びしろがある。

SPECIAL

組織風土改革コンサルタント

株式会社C&Mコンサルティング

代表取締役 

組織風土改革コンサルタント。会社の人事部員およびコンサルタントとして合わせて25年間、一貫して会社のビジョン・戦略実現のために、組織人事の仕組みの構築に携わってきた専門家。人材獲得がますます困難となる中、今いる人材の能力を最大限に引き出し、全員を戦力化させ、定着させる「組織風土とマネジメントの仕組み」づくりに定評。
株式会社C&Mコンサルティング代表取締役。

ビジョンの実現に向けた、人材の育成も大切だが、 組織能力の育成にこそ、大きな伸びしろがある。

 

「社員がなかなか育たない。人材育成が大切だと思って、
教育・業務指導ともに、かなり労力を割いているのに。。。」

ただでさえ人材難、「優秀な人材」がいない中で、
残念ながら、当面はこの状況が続くことでしょう。

そんな中、我々が経営計画の実行力を高めていくには、
人材の優秀さや育成への「過度な期待」を捨てる必要があります。

 

◆ 人材の育成には、当たりはずれがある

昔から「2-6-2の法則」と言われますが、人材育成も同じです。

上位2割には、育成の効果が出ても、
中位6割・下位2割には、思うような効果は出ません。

効果が出ないことに、大きな労力を割くことは、
投資対効果が低い活動、と言わざるを得ません。

「人が大切」「人材育成こそ、経営者の使命」といった言葉が、
時として「努力することが美しい」という罠にハマらせます。

 

◆ 一部の人材が育っても、組織全体の能力は頭打ち

上位2割の人材が育ったら、組織は強くなりますか?

実は、組織全体で見ると、それほど強くはなりません。
会社の「屋台骨」である社員たちが変わらないと、上位2割が苦労するだけです。

特に、管理者を任命して、社長からの権限委譲を進めようとする時、
残り8割の人材を変える仕組みがないと、社長の苦労を管理者に渡すだけです。

社員は、社長の言うことは聞いても、管理者の言うことは聞かない、
といった構図もあり、権限委譲は失敗します。

平凡な社員の意識と行動を変えるには、2割のできる社員に任せても、
彼ら彼女らの苦労が増すだけで、最悪、辞めてしまいます。

 

◆ 組織の仕組みが、全員の行動を変える

育成の効果が出にくい多くの社員の、行動を変える方法はあるのか?

ここで、人間の行動原理に立ち返ってみましょう。
それは、「人は、空気を読んで動く」ということです。

育成の伸びしろが小さな社員でも、職場の空気をコントロールして、
社員の行動を変えさせる、これは十分可能です。

そのために必要なのは、社員への教育投資ではなく、
組織の仕組みづくりへの投資です。

全員が同じ方向に向かって、一斉に動き出す、
「ドミノ型組織」の構築と維持が、成功の分かれ目となります。

 

◆「人への美学」よりも、投資対効果(ROI)を優先する

経営者にとって、「投資対効果」は極めて重要な視点ですが、
人材と組織については、いかがでしょうか?

投資対効果が頭打ちとなりやすい「人材」への投資より、
「組織能力を上げる仕組み」への投資の方が、ROIが高くなります。

「人の育成が大切」という言葉には、大いに賛同します。

しかし、会社の貴重なおカネや時間を投入するのは、
より投資対効果が大きな領域に、大胆にシフトすべきです。

 

2026年は「組織能力の向上」に投資して、成長を加速しませんか?

 

 

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