第551号 「できる人達のやる気を奪う上司」が現れてしまう原因

「君は意見できる立場ではない」
上司からの警告。
言った、もしくは言われた経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
萎縮してしまうほどの圧力が込められていて、指導する際の有効な一言に見えます。
しかし、この言葉には問題があります。
会社経営者の視点から見ると、こういうことだからです。
「部下からの正当な意見をろくに分析、精査もせず上司が一方的にシャットアウトした。」
店舗型のビジネスにおいて、経営者は各店長含め、各リーダー達は部下に対してどう接してほしいのか。
これはそれぞれ違います。
・リスク、問題は現場から出てくるもの。だから正確に聞き取り、早く報告してほしい
・意見や不満は全て会社に挙げていい。解決しまくるから、会社の居心地の良さを宣伝してほしい
・個々の独自性を重視している。だから頑張って欲しい
などなどあることでしょう。
できれば店長含め、各リーダー達は社長の想いに沿って動いてもらいたいところです。
しかし残念なことに、店舗型のビジネスという離れた場所で行うビジネスにおいては、働く場所がそれぞれ離れていることもあってか、社長のお考えとは違うことをする人は現れやすいものです。
社長の想いをどうやって正確に伝え、徹底してもらえるか。
ここで店舗型のビジネス経営者が気をつけなければならない点があります。
それは
部下からの意見をシャットアウトしている人かどうかは、誰も教えてくれない。
たとえば
「社長、私は自分にとって都合が悪い意見は封殺してます」
とか
「社長、上長が私の意見を聞いてくれません」
などと言われる事はありません。
リーダー自身が自省できる人であれば
「しまった、今のはやりすぎたか。」
と、次回から勝手に反省して改善してもらえますから、特に社長が問題視する必要はありません。
しかし、もともとそういった事ができない上司であれば
・部下に対して、いくら理不尽なことを繰り返していても反論されません
・シャットアウトしていても、会社に相談されてバレることもありません。
さてこのようなケースが放置されたままだと、会社はどうなっていってしまうのでしょうか。
店舗型のビジネスの経営者は
・「できる人達のやる気を奪う上司」が現れない対策
または
・もし存在していても、自ら反省せざるを得ない環境
を、事前に構築しておくべきではないでしょうか。
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