トップ > コラム > 既存店舗実績と多店舗展開(既存店は宝の山)

既存店舗実績と多店舗展開(既存店は宝の山)

  フードビジネスの多店舗展開 坂本和彦 SPECIAL
坂本和彦 SPECIAL

フードビジネスの多店舗展開コンサルタント

合同会社フードビジネス多店舗展開研究所 代表 坂本和彦

フードビジネスの多店舗展開に特化した専門コンサルタント。3店舗を越えて本格的なビジネス展開を目指すとき、必ず手を打たなければならない様々な実務に精通。豊かなフードビジネス事業づくりを支援。

stockfoto_4624413_S既存店舗実績と多店舗展開(既存店は宝の山)

フードビジネスの醍醐味多店舗展開による事業拡大にあります。とセミナー等でお話ししています。

その多店舗展開をするための「多店舗展開モデル」=「プロトタイプ」が多店舗展開のキーポイントになります。そのプロトタイプを構築するためのデーター、情報全て、既存店にあります。既存店は宝の山と言われる所以です。

そのことを考えた時に自店舗(直営店)での実績裏づけされた成功モデルの重要性が問われます。

よく経営者の方から『「多店舗展開=(FC展開)」のためには何店舗ぐらいの直営店の実績が必要ですか?』と質問されるケースが非常に多いです。

1店舗、2店舗程度では難しいでしょう、4店舗なのか5店舗なのか、でもそれは正解とも言えますし、正解でないとも言えます。

なぜならば、あなたのお持ちのそのコンセプトで「多店舗展開モデル」=プロトタイプを組み立てるためのデーター、情報十分なのか。FCシステムを組み立てるために十分なのか、その判断に立った時どうなのか。要は、直営店何のために必要なのか何をすべきなのかが経営者の中で明確になっているかどうかです。

プロトタイプを組み立て、加盟店希望者実績を基にした情報として開示するのに足りるかどうかです。

FC専門誌「フランジャ」の中で『FCシステムとは成功の横展開なんです、本部がトライ&エラーを繰り返し、成功したものを磨いてFC店で横展開する』と言っています。

今お持ちのコンセプトFCシステム組み立てるためのデーター、情報として何が欲しいのか。何が必要と考えるかです。

ですから多店舗展開を目指すのであれば2店舗目、3店舗めからその先を見据えて、どこに出店するのか決めることが必要です。駅前店なのか、郊外店なのかSC店なのか。その中からFCシステムとして組み立てるための情報得ていくわけです。

ある程度システムとして店舗数増えてきた段階でも、直営店必要です。この事は第39話でも触れましたようにFCシステムの中の直営店の役割が求められます。

もちろん、これも業種業態によってどのくらい必要なのかは違ってきます。スタート時の自店舗 のプロトタイプを組み立てるために実績が必要な時とは又違ったステージでの機能が求められます。

「アイスクリームの31」は1000店を超えるチェーンになっていますが、実は直営店は10店舗ほどであったと思います、ではそれがまずいかというと必ずしもそうとも言えません。

アイスクリームのように商品そのものは工場生産されており、店舗でのオペレーションの組み立ては通常の外食というよりは物販に近いものです。いわゆる店舗は受け渡し場所的な位置づけです。(最近は客席も持っていますが)

その中では10店舗でも機能を果たせているといえます。

マクドナルドでも30%程度は直営店を維持しています。又KFCも同様に30%程度の直営を保持しています。これも、業種業態によって変わってくるものであると思います。

一般的にFCシステムにおける直営店の役割、商品のテスト販売のための店舗、オペレーションの組み立てのための実験店舗的要素、教育のための教育店舗等々。その他広告塔としての店舗。

 その要素を含めて店舗の商圏及び売上データーにより、出店計画、立地選定のためのプロトタイプデーターが構築されます。

フランチャイザーがフランチャイジーに提供する商品・役務、経営のノウハウは、すべて過去の経験および実績によって裏付けられたものであることが求められますし、責任でしょう。

そのために必要な店舗数は自ずから出てきます。FCシステムと言ってもその中の直営店の役割によって強固なFCシステムを築き上げることが可能となるわけです。

 

【フードビジネスの多店舗化】 大きな展開を実現させる戦略視点
坂本和彦

フードビジネスの多店舗展開コンサルタント

合同会社フードビジネス多店舗展開研究所代表

坂本和彦

執筆者のWebサイトはこちら http://fmdi-21.com/

当コンサルタントの関連商品を販売しています。
当社の関連商品を販売しています。
月刊誌(無料)登録フォーム

×