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「社長依存」からの脱却

SPECIAL

知財・ライセンスの収益化コンサルタント

株式会社 IPMaaCurie(アイピーマーキュリー)

代表取締役 

知的財産、マーケティング、マネジメント…を融合し、ライセンスによる収益を恒常的に得る仕組を創るコンサルタント。「見えない有益資産」である知的財産を見える化し、将来、億単位の収益向上に繋がる新たな収益力を引き出す独自の仕組みづくりに定評がある。

「後藤さん、この会社の技術力と社長のノウハウは素晴らしいんですが、いかんせん営業面と人材育成の面が厳しい状況のようですね。この技術とノウハウを後世に残すためにこの会社というか、技術を買ってもらえる会社を探すことも提案しましょう」

これは、先日ある会社の評価をさせていただいた際に、評価を依頼された金融機関の方との打ち合わせの中で金融機関の方がおっしゃった言葉です。

評価させていただいた会社は長年技術開発とそのコンサルティングを専門に行っている会社で、大学との共同研究や、NASAにも採用された技術開発を盛んに行っている会社でした。特許も複数県保有されています。

ただ、社長がご高齢であり、その発想力と技術力は素晴らしいものの、それを継承できる人材がいないことが課題になっていました。

またある会社では、「後藤さん、私自身はやりたいことが山ほどあるんです。でも、今の外部環境では本業を立て直さないといけないし、人をすぐ入れることもできないし、マンパワーが足りないから私が直接本業をやるしかないんです」とおっしゃった社長さんもいました。

このように、中小の製造業やベンチャー企業は「社長依存度」が非常に高く、外部環境の変化等で社長が直接右往左往しないと会社が回らないことが圧倒的に多いですよね。

こういう時こそ、会社の保有している「知的資産」をフル活用すべき時です。

当面は会社を立て直すために目の前の業務をこなさざるを得ないとしても、結局知的財産だけではなく、外部・内部の人的資源などを見直し、活用しないと生き残っていけないのではないでしょうか。

中小企業の経営者は毎日大変かと思います。

それを百も承知で申し上げれば、中小企業で本当に大切なことは、「外部環境の変化にも耐えうる組織を含む知的資産を構築すること」なのです。

知的資産を棚卸し、「社長依存」から脱却できる体制を構築していくこと、 難しいかもしれませんが、社長が本当にやるべきことはそれだけです。

「知的資産の構築と活用」を改めて見直してみてください。

 

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