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会社における真の成長とは

SPECIAL

成長支援部づくりコンサルタント

ヒーズ株式会社

代表取締役 

会社の大元となる「総務」を革新すれば、すべての事業部に影響を与え、顧客志向になり、驚くほど業績が伸びる。経営者が着手すべき、「成長支援部づくり」を指導。

会社における真の成長 「このたび独立することになり、独立するうえでの戦略・戦術を先生にご教示頂ければ・・・」 4年前に弊社のセミナーにご参加いただいた方からこんなメッセージをもらいました。当時は会社にお勤めのサラリーマンだったのですが、今回ご自身で起業されるご予定とのことで、いくつかアドバイスさせていただきました。 その際、自分自身も起業してからの9年を振り返ってみる良い機会となりました。 私自身起業してみて初めて分かったのですが、会社を続けていこうとすると、思いの他いろいろな出費があります。 弊社の場合、コンサルティング業なので、売上原価がない分まだ支出は少ない方です。それでも、自社のサービスを磨くためにいろいろな人に教えを乞うたり、自社のサービスを知ってもらうためにホームページを作ったり、広告を出したりと思っていた以上にお金がかかります。 また、「いいものができた!」と思ってお客さんにアプローチしても、反応が今一つでさっぱり売れなかったこともありました。 結局、お客さんのニーズも変わるし、自分のステージも変わるので、どうやってそれを調整するか、ああでもない、こうでもないと毎日試行錯誤を繰り返していた気がします。 サラリーマンの時は、毎月給料がもらえるのが当たり前。「もっと欲しい」「こんなに頑張っているんだからもう少しもらいたい」といつも思っていました。 しかし、9年前に自分で会社を経営してから分かったのは、自分がいくら頑張ったからといって利益が上がるとは限らないということ。だからこそ、長く事業を続けていくためには、底を知ることが大事だと身に染みました。 一般に、会社が成長すると言えば、売上が上がる、利益が上がる、従業員が増える、店舗数が増える、といったように数字が上向く=成長です。 でも、リーマンショックの時に株価が一時期7,000円台にまで落ち込んだように、数字がいつも上向くとは限りません。むしろ、国際化が進んで競争が激しくなり、情報がすぐに広がる中、普通に経営しているだけでは売上も利益も下を向きます。 それゆえに、「たとえ売上が半分になってもウチは大丈夫」と言えること、言い換えれば、数字が下向きでも続けていけるメドが立つこと=真の成長です。 底を知れば、人間上を向くだけ。このことが分かった分だけ、私も9年前と比べて大きく成長できました。先日ご相談いただいた方にも、目先の数字に一喜一憂することなく、真の成長を目指してほしいと思います。

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