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カウンセラー集客の差別化ポイント

  開業カウンセラー 矢場田勲 SPECIAL
矢場田勲 SPECIAL

開業カウンセラーコンサルタント

有限会社ライフビジョン 代表 矢場田勲

開業カウンセラーに特化して指導する、専門コンサルタント。自らカウンセラービジネスを立ち上げ、軌道に乗せた経緯から、カウンセラーとして独立、活躍していくために最も重要なビジネス的視点と実務アドバイスを惜しみなく提供。稼げないカウンセラーが多い中、救世主的存在。

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開業カウンセラーが5年・10年と売れ続けるために必要なもの。それが、差別化です。

主婦をしている方がカウンセラーの資格を取って開業したり、看護師やエステティシャンがカウンセラーの資格を取り、そこからカウンセラーへ転身したりと、いつでも誰でも簡単に参入できる業界です。そのため、他の業界に比べると物凄くライバルが多いのです。

ですので、その他大勢のカウンセラーと、いかに差別化していくか。それが売れるかどうかの最大のポイントになります。

集客について勉強熱心な人は、すでに差別化が重要だということは知っていることでしょう。でも、「差別化しましょう」と言われても、どう考えればいいのか、どんな手を打てばいいのかがわからない。この時点で戸惑ってしまい、なかなか先に進めない人が多いのです。

さて、こういった状況から抜け出すにはどうしたらいいのでしょうか?

それには、2つの考え方が必要になります。

1つ目の考え方は「バランス」。まずは、バランスが悪いことで失敗するパターンをお伝えします。

「差別化しなきゃ」という考えに縛られすぎて、自身の強みを打ち出してはいるものの、独りよがりになっている状態。これは、他人から見ると何の魅力もないという失敗パターンに陥っています。

本人は自信満々である場合と、「こんなの魅力とは言えないな」と本人も気づいている場合とがあります。気づいている場合はまだいいのですが、盲目的な自信はやっかいです。間違った方向でどんどん先に進んでしまい、後で軌道修正するときに、時間も労力も余計にかかってしまうからです。

自分のことばかり見ていると、周りの状況が見えずに、このような状況になりやすいです。

あるいは逆に、他者の研究ばかりして、身動きがとれなくなっている人もいます。ブログやホームページを見るたびに、他のカウンセラーのほとんどがとんでもなく凄い人に思えて、「自分なんて・・・」と委縮してしまうパターンです。

どちらも極端ですよね。当然のことながら、「自分独自の強み」と「他者の強み・弱み」のどちらも研究する必要があります。

バランスが大事なのですが、どうしても人はどちらかに偏ってしまう傾向があります。自分の強みを掘り起こしていくことも大事ですが、他者が訴えていることも冷静に分析していくことも大事です。 この偏りを回避するためにどうしたらいいのか?

それには「人は偏った考えをするものなんだ」としっかり自覚しておく必要があります。

行き詰ったときは、必ず思考と行動のバランスが崩れています。別の角度から考えていくことで、バランスが取れ始めるため突破口が開けるのです。

これはカウンセリングの現場でも同じですよね。悩んでいるクライアントは、思考と感情と行動のバランスが取れていない状態になっています。そのバランスを調整するのがカウンセラーの役割ですので、とても大切な感覚です。

では2つ目の考え方。それは「順番」です。

バランスが大事だということは、先ほどお伝えしました。バランスは大事なのですが、バランスを意識しすぎると、余計に物事が進まなくなるという現象が起こります。頭が混乱してしまうのです。

例えば、まったく泳げない人が水泳のクロールを覚える時。泳げるようになるには手と足のバランスが大事なのは明らかです。

だけど、水泳初心者の人が手はしっかり水を掻いて、足はバタ足でキックするという動作をいきなり同時には覚えられません。必ず頭が混乱してしまいます。

スムーズに覚えるためには順番が大事なのです。手はビート板で沈まないようにして、まずは足の動きだけを覚えます。次に手の動き、そして、息継ぎの仕方と、順番に覚えていくと、スムーズに上達します。

「差別化」も水泳と全く同じで、順番が大事です。

まずは、自分の強みを洗い出します。このときは、カウンセラーとして活かせる強みかどうかは関係なく、思いつく限り書き出すことが望ましいです。最初に制限を設けてしまうと、発想が貧困になってしまうからです。

次に他者をピックアップしていきます。私は開業当初、エクセルで表を作って分析していました。

他のカウンセラーがどんな強みを訴えているのか。写真、プロフィール、特典、メニューと料金、カウンセリングルームの有無、問い合わせ方法等、入力して、比較検討していました。

「これはいいな」「素晴らしいな」と思うことは参考にし、「これはマイナスだな」と思うものは反面教師にしていました。

そこから、先ほど洗い出した自分の強みを他者との違いとして、打ち出していくのです。こういった順番で取り組んでいけば、混乱することなく、スムーズに「差別化」していくことが可能になります。

「バランス」と「順番」。これは、「差別化」するときでなくても、カウンセリングの現場やその他あらゆる日常の場面でも応用できます。

あなたは、日ごろから、「バランス」と「順番」を意識していますか?

 

【開業カウンセラー】
矢場田勲

開業カウンセラーコンサルタント

有限会社ライフビジョン代表

矢場田勲

執筆者のWebサイトはこちら https://no1-support.jp/

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