ターゲットの徹底的な絞り込みと知財活用

  知財・ライセンスの収益化 後藤昌彦 SPECIAL
後藤昌彦 SPECIAL

知財・ライセンスの収益化コンサルティング

株式会社 IPMaaCurie(アイピーマーキュリー) 代表取締役 後藤昌彦

知的財産、マーケティング、マネジメント…を融合し、ライセンスによる収益を恒常的に得る仕組を創るコンサルタント。「見えない有益資産」である知的財産を見える化し、将来、億単位の収益向上に繋がる新たな収益力を引き出す独自の仕組みづくりに定評がある。


「後藤さん、この商品は将来、全世界のすべての人に使ってもらえるはずなんです。ですから、ターゲット顧客は全ての人ですね」

これは、先日ある方の紹介で新製品の販売をされている方とお会いし、ターゲット顧客が誰かを聞いたときにその方が仰っていた言葉です。

その製品は抗菌剤をブラシに特殊な方法で練りこんだ歯ブラシで、歯磨きをつけることなくブラッシングができ、価格は高いが半年以上効果が持続するというものです。

私と、その方をご紹介いただいた方にとっては「全ての人がターゲット」をいうことはあり得ず、本当に買っていただける顧客の絞り込みが必要であることと、その顧客に対し保有している特許技術をどう活用してブランディングしていくかがポイントであることを話しました。(あまり納得されていないようでしたが・・・)

個人的には、全世界全ての人に受け入れられ買ってもらえる商品はこの世にはありえないと思っています。価格、性能、特徴他、いろいろな面で「これがいい」と思う人と
「これは私には合わない、買わない」という人が現れるのが当然だからです。

特に、歯ブラシのような日用品は基本的に「使い捨て」感覚で使うので安いものをどうしても優先して購入してしまうのが心理かなと思います。その壁を破り、「高価格だが品質が良い、長持ちする」というだけで全ての顧客に受け入れられるとは考えられません。

したがって、このような商品を本当に必要としている人はどんな人なのかを徹底的に絞り込んだうえで、その人たちに対しどんな方法でアプローチし商品の良さを分かってもらって購入意欲に繋げてもらうか。

そこに特徴がある特許技術があれば、どうやって盛り込んでいくか。

セットで考えなければなりません。

顧客の徹底的な絞り込みと知財活用で、本当に買ってほしい人にアプローチしていきましょう。

 


【知財・ライセンス】会社に眠っている資産を収益化する視点
後藤昌彦

知財・ライセンスの収益化コンサルティング

株式会社 IPMaaCurie(アイピーマーキュリー)代表取締役

後藤昌彦

執筆者のWebサイトはこちら http://www.ipmaacurie.com/

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