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人事制度コンサルタント

株式会社ENTOENTO

代表取締役 

会社を成長させる人事制度づくりで、700社以上の指導実績を誇る日本屈指のコンサルタント。日本の過去50年間の人事制度のつくり方とは異なり、経営者の評価と賃金の決め方を可視化してつくる画期的な人事制度は経営者から大きな支持を得ている。

18回アジア大会が16日間の熱戦を終え、2日に閉会しました。 

今回の大会は日本にとって2020年東京五輪の前哨戦と位置付けた大会であり、日本選手団はこの大会で75個の金メダルを獲得する素晴らしい成績を残しました。 

その活躍ぶりは連日テレビやインターネットで報道されました。

日本選手が金メダルを取って日の丸を見る時の笑顔は格別なものがあります。 

この大会後にすぐこの大会に関係する方々は、やらねばならないことがあります。 

それは、なぜこれほどまでに大きな成果を上げたかです。 

記事には指導者を外国から招へいしたとか、高い意識があったとか一般的な講評が書かれていますが、それに留めてはいけないのです。

金メダルも含め、たくさんのメダルを獲得した理由は何でしょうか。

そこには具体的な理由があるのです。

 

例えばマラソンで金メダルの井上選手は、その暑さ対策を行ったことが記事になっていました。 

このことがすべての競技に必要なのです。

それが次の2020年五輪に役に立つことになるのです。 

どんなことにも挫けない心の強さは必要でしょう。

スポーツであるがゆえの誠実さも大切です。

それと同様に大切なのは、勝つために何が必要かを可視化し、それをすべての選手に共有化することです。 

優勝した選手は、そのことを現時点で可視化することが、自分がさらに強くなるためのポイントです。 

他の選手はそれを素直に聞くことによって、更に自分の力を高めることが最短でできるようになります。 

これは、企業でもまったく同じことです。 

ある企業では先月の業績の結果を会議で検討しています。

その中で会議の議長である営業部長が、成績の芳しくない社員にこう言い放ちました。 

「言い訳をせず少しは成果を上げたらどうか!」 

この発言は間違っています。 

なぜなら、全社員が成果を上げたいと考えているからです。 

成果が上がっている社員がいるのであれば、優れたやり方があります。

営業部長がスピーディーにそのやり方を可視化して全社員に共有化していないため、この成果の違いが出るのです。 

「成果を出してほしい!」という思いはあるでしょう。 

しかし、それを実現するためには上司であるこの営業部長が、成果を上げるやり方を可視化できなければいけません。 

そしてそれを他の社員に教えることです。

それによってすべての社員が高い成果を上げたときに、初めてこの営業部長の本来の仕事ができたことになります。 

成果が上がっていない理由は簡単です。

この営業部長が本来のやるべき仕事、部下指導ができないことです。 

スポーツ観戦をしながら、改めて企業の成長のポイントも同じであると感じました。

 

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