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あらゆる企業が「情報発信基地」となる時代―インプット(情報収集)に比べてアウトプット(情報発信)が圧倒的に少ない理由―

  地方メディアの高度有効活用 海江田 博士 SPECIAL
海江田 博士 SPECIAL

地方メディアの高度有効活用コンサルタント

株式会社メディアコネクション 代表取締役 海江田 博士

広告分野における地方メディアの高度有効活用を専門とするコンサルタント。東京在住中のマーケティングビジネス経営の経験と地方企業への経営革新支援ノウハウの融合させた、独自の「儲かるための広告戦略」を開発。自らも成功実践事例として、地方メディアを舞台に展開。

当コンサルタント開催セミナーがあります。

最近、私が日頃から申し上げている「情報発信」の重要性に触れた書籍が、徐々に増えてきました。大きな書店の書棚には相変わらず、広告宣伝のコーナー、広報のコーナー、マーケティングのコーナーなどが、一定のボリュームでそれなりの場所を占めていますが、その中にチラホラと「情報発信」について書かれた本が見られるようになってきたのです。と言っても、専用のコーナーが作られるほどではなく、先述した広告宣伝、広報、マーケティングなどの中にほんのちょっとずつ混ざるようになった程度です。

私のように、日々顧客と接しているビジネス現場から抽出したノウハウを常時まとめて、それをお伝えしている人間からすれば、先述したそれぞれのコーナーに昔から並べられているタイプの書籍はなんだか古臭くなってきたように感じます。

私は「第3の広告戦略」としての「情報発信」の新しい手法が今後ビジネス上の大きなポジションを占めるようになる、と思えてなりません。

これから、広告や広報のオムニ化がますます進むのではないでしょうか。

さて、チラホラと見かけるようになった「情報発信」についての本の中で、ある著者が「日本のビジネスマンには、圧倒的にアウトプットが足りない。インプットするだけの人が1万人いるなら、アウトプットもしている人は10人にもみたない・・・」といった意味のことを書いていました。1万人対10人、というのは、わずか1000分の1です。そんなに少ないものなのでしょうか。

確かに本当の意味で、自分のオリジナルな情報を発信している人はほんの一握りかも知れません。

なぜこんなにインプットに比べてアウトプットの方が少ないのでしょうか。

なぜこんなに差があるのか、理由はいろいろと考えられます。

そんな中で、何といってもまず指摘されるのは、インプットが受動的な立場でもできるのに比べて、アウトプットはその行為のすべてが能動的でなければならない、という点でしょう。

つまり、この情報過多の時代にあって、なんとなくインプットすることはあっても、何のアクションもなしに、いつの間にかアウトプットしていた、ということはないからです。

アウトプットは、意図的に行なわなければ起こり得ない行為なのです。

そういう点では、アウトプットはインプットに比べて、常にひと手間面倒なわけです。

もう一点大事なのは、例えばFB(フェイスブック)で「いいね」を押すことをアウトプットと考えているならばそれは違います。それは単なる反応(レスポンス)であって、アウトプットの範疇には入りません。もっと厳密に言えば、コメントもアウトプットとは言えません。あくまでも、自らの意思で自ら発信する情報をアウトプットとすれば、他者のアウトプットに反応するだけのコメントは独立した意味でのアウトプットとは言えないのです。

もう一つ、インプットに比べてアウトプットが少ない理由に、すべて自己完結できるのがインプットということが考えられます。

つまり、インプットというのは別に誰に知らせることなく、やろうと思えば自分の裁量だけですべてやり切ることができるわけです。どんな本を読んで、どんなテレビ番組を見て、どんな新聞を読んで、どんなネット情報を見て・・・と言うのは、別に誰に報告しなくても自己完結的にやることができます。

ところがアウトプットというのは、当たり前のことですが、必ず誰かと接点を持つことになります。

それがSNSであっても、新聞や雑誌の投稿であっても、ラジオ出演であっても、必ず外部の誰かが知るところとなります。

そこで次の二つの点が起こってきます。

ひとつはアウトプットには必ず「反応」(レスポンス)がある、ということです。

好むと好まざるとに限らずレスポンスはほぼ間違いなく起きます。その反応は、必ずしも好意的なものばかりとは限りません。中には、こちらにとって不快なものも含まれる可能性があります。アウトプットするということは、そういったネガティブな反応が起こり得るし、そうなっても耐えうるという覚悟が必要なのです。

それから、1つ目に関連することですが、アウトプットには何らかの結果、或いは成果が求められます。

「面白い」とか「役に立つ」とか「興味深い」とか求められるものは様々ですが、いかなる結果や成果も求められないアウトプットには、何の意味もないことになります。そう考えると、これも一つのプレッシャーになるのではないでしょうか。

このように、インプットに比べてアウトプットが圧倒的に少ない理由は様々考えられますが、肝心なのは、今これらの障害を越えてどんどんアウトプットを行なうべき時である、ということです。

もはや、アウトプット(情報発信)は、やれる企業だけ、それが得意な企業だけがやればいい、という時代ではありません。

あらゆる企業が「情報発信基地」となって、どんどんアウトプットしなければ取り残される時代になったのです。

何故ならば、アウトプット(情報発信)しない企業は「存在しない」のと同じだからです。

これはかつての「広報」などとは全く違う次元の話です。

単なる「広告宣伝」とも違います。

それらをすべて含めた総合的な戦略なのです。

私はいち早くそのことに気付き、「情報発信」を実践してきました。

それは今、同業他社に対して圧倒的な優位性をもって実りつつあります

現在、最先端を行くこのノウハウを是非一度学んでみませんか。 

 

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企業の盛衰を決める社長のためのメディア戦略
海江田 博士

地方メディアの高度有効活用コンサルタント

株式会社メディアコネクション代表取締役

海江田 博士

執筆者のWebサイトはこちら http://mc-kaieda.com/

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