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「いつも通りは一番楽だが」

SPECIAL

下請工事業脱却コンサルタント

有限会社村松鈑金東京オフィス

代表取締役 

屋根の板金工事業で、完全自前受注体制を築き上げた異色の現役社長コンサルタント。稼業を継ぐも、下請けの理不尽さに憤慨。下請け脱却を目指して20年、工事業の直販体制づくりを実現。その貴重なノウハウを同業に惜しみなく公開指導する。

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どんどん気温が上がり、夏日が連続するようになりました。「暑いですね。」が挨拶になりましたが、まだ5月末です。日本もやはり温暖化が進んでいるのでしょうね。商売繁盛していますか?

今回は「いつも通りは一番楽だが」です。

下請専門工事業の直販を伸ばそうと考えはするものの、なかなか実行できないなと思う事あります。今の工事が忙しいとか、元請会社の要望が手一杯でとても動けない。あるいは、先代社長の影響力が大きくて、なかなか思い切りがつかない二代目社長もみえると思います。

以前のコラムにも書きましたが、直販化への業態変化を真剣に考えたとき、それに伴うさまざまな痛み、問題が発生します。頭では考えても実際の行動、アクションをしなければ、いつまでたっても、いつも通りの朝が来て、いつも通りの一日が終り、また朝を迎え、あっという間に一年が終り、3年が過ぎ、歳を取る。

結局、やれたらいいけどという希望的な思いだけで時間は過ぎるということです。今の仕事が盛況で繁盛し、この先もこのままいけるでしょうか?または、直販をやりだして今の元請会社にイヤミ言われないか心配などなど・・・結局、いつも通りが一番楽なのです。人間誰しも、初めてのこと、新しいことより、昨日と同じやり方、方向を保っていたほうが楽なのです。一番ストレスが溜まらない。

「いやぁ、新しい趣味や習い事を始めようとは思っているけどね。」

よく言いませんか?聞きませんか?これと同じです。趣味や習い事ならまだいいですが、自社の責任を取る社長の場合はそうはいきません。限りある資源と時間の中で次の手を打つのが社長の役目です。

専門工事を直販化することで、数字が伸びるだけ必ず会社内容が好転します。現会社の余力があるうちに、売上が落ち込む前にまず一歩行動。その積み重ねだけが貴社の未来を変えることが出来るのです。

 

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