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「うちは何屋か」

SPECIAL

下請工事業脱却コンサルタント

有限会社村松鈑金東京オフィス

代表取締役 

屋根の板金工事業で、完全自前受注体制を築き上げた異色の現役社長コンサルタント。稼業を継ぐも、下請けの理不尽さに憤慨。下請け脱却を目指して20年、工事業の直販体制づくりを実現。その貴重なノウハウを同業に惜しみなく公開指導する。

bil0130-003「うちは何屋か」

今年は雨の多い、台風の多い年になりそうですね。

雨が降ると気になるのが雨漏りです。直したつもりがまた雨漏り。晴れてるうちは忘れているけど、大雨台風になると途端に修理依頼が舞い込みます。工事は順調ですか?商売繁盛していますか?

 さて、今回は「うちは何屋か」です。

そんなこと言われなくとも、うちは水道屋だ、ペンキ屋だ、板金屋だ、屋根屋だと、声が聞こえそうですが、「お客様から見て」をはじめにつけ加えたらどうでしょうか。

案外、自分自身は何屋か分かっていても、それは他人からどう見えるか考えることです。ちなみに小学生のころ私は家業(建築板金工事)をうまく先生に伝えられず、「家の壁作る人」と言ったら「ああ、大工さんね。」と、言われ、なんかよく分からないんだなと思ったことを思い出します。

要はある困りごとや相談をあなたに会社に頼むか、よその他社に頼むかの選択になります。たとえば、何々工業とか、何々設備とか株式会社何々だけで、お客さんがイメージできるかです。

せっかく専門の技術や誰にも負けない特長があってもそれが世の中に伝わらなければ、お客様はあなたの会社に頼まないということを一度考えて欲しいのです。同業他社に埋もれず、その中から選ばれお問い合わせをいただきやすくする一番の要因は、社名です。

「いやいやうちの会社は歴史があるから、そんな簡単に変えることは出来ないよ」そんな声も聞こえそうですね。実は弊社も分かりにくい勘違いされやすい名前でした。板金の漢字が鈑金を使っていたので自動車の修理板金屋といまだに間違われます。

で、どうしたかといえば、お客様から見て聞いてすぐ理解イメージできる通り名を社名より先に屋号として付けたんです。たったこれだけでとてもシンプルに相手に伝わる。お客様から見て「何屋か」伝わるようになったんです。これがあって初めてさまざまな広告、営業が活きてくるのです。

さて、あなたにもう一度お尋ねします。

あなたの会社は「何屋」ですか?

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