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「男性」と「女性」の効果的なマネジメントの違い

2020年2月3日 ホスピタリティビジネス 船坂光弘 SPECIAL
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ホスピタリティビジネスコンサルタント

ザ・ホスピタリティチーム株式会社 代表取締役 船坂光弘

「お金になるホスピタリティビジネス」構築の専門コンサルタント。ホテルやウェディングビジネスのみならず、異業種のホスピタリティを軸とした新ビジネス立ち上げも指導。

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「船坂さん、うちの職場は女性が多いのですが、女性をうまくマネジメントするにはどうしたら良いのでしょうか?」

ある、40代の男性の管理職からの質問です。

私は、ホテルマン時代からウェディングに携わってきましたので、ほぼ部下は女性でした。

しかも、今の会社も、私以外は全員女性という職場環境です。

基本的に「男性だから」「女性だから」といって、あまり意識して区別する必要は無いと思うのですが、異性とどのようにうまく仕事をしていけば良いか悩んでいる方も多いのも事実です。

そこで、男性と女性のマネジメントの違いでひとつ言えるのは、

「男性の脳みそ」と「女性の脳みそ」は違う!ということです。

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男性の脳みそは、論理的で目的が無いと動けない。

無駄がない動きや考え方をして、効率的にものを考える傾向にあります。

そして何よりも目的達成を重視しています。

一方、女性の脳みそは、

感情的でいつも誰かに共感を求めています。

人とコミュニケーションを図るための行動が多く、協調性を重視しています。

このような構造になった理由としては、男性は、危険が伴う狩猟で効率的に狩りをするため、一番良い方法を考える様になり、無駄があっては命を落としかねません。

何が起きても自分で解決しないと、敵に襲われてしまいます。

失敗=死に直結する過酷な状況では、無駄のない考えが重要になった。

そういった過程から、目的重視の脳になって行ったと言われています。

一方女性は、家と子供を守がるのが仕事。

周りの人間と協力しあわないといけません。

侵入者や敵が襲ってくるかもわからない状況では、人とのコミュニケーションが重要になってきます。

コミュニケーションができる相手=信頼できる相手となりました。

そういった過程から、協調性重視の脳になっていったと言われています。

このように男性と女性とでは大きくモチベーションが違うものだと上司は理解する必要があります。

男性に関しては、

「目標の1億円達成して、ボーナスを獲得するぞ!!」

「このまま頑張れば、課長に昇格できるぞ!!」

といった、「数字」や「出世」などをマネジメントに活用することで、部下のモチベーションは醸成できるのですが、

女性に対しては、

「お客様をもっと笑顔にしよう!」

「目標を達成して、みんなで喜びを分かち合おう!」

といった、「貢献」や「一体感」をベースとしたマネジメントを活用することでモチベーションが上がります。

そういう私も、前職のホテル時代は、

「ホテルで働く人は、みんな総支配人になりたい!」と思っていると信じていました。

しかし、当時、婚礼支配人であった私が、女性部下全員に、

「みんなは何故、この仕事をしているか?」と聞いたところ、

「新郎新婦様のしあわせのお手伝いをしていることが嬉しい」

「結婚式というしあわせの舞台でみんなを笑顔にしてあげられる」

という答えが返ってきました。

この時、私ははじめて、

「みんなが総支配人になりたいと思っていないんだ」

むしろ女性は、

「お客様のしあわせへの貢献が重要なんだ」

と気づきました。

それから、私は、単に数字の達成を伝えるのではなく、

「お客様のしあわせの先に数字がついてくる」

「お客様への貢献の大きさが売上である」

と伝えるようにしてきました。

このように、男性と女性の本来持っている特性を理解してマネジメントを心掛ける必要がありますし、

「自分がこうだから、みんなそう思っているに違いない」

といった思い込みによるマネジメントで失敗をしている管理職は私は沢山見てきました。

もちろん、男性だから、女性だからといってこれらが全て当てはまるとは思いません。

女性でも、数字の目標達成が一番のモチベーションというスタッフも居るからです。

大切なのは、そのスタッフが「何にモチベーションを感じるか」を上司が知り、その部下に応じたマネジメントをすることが、成果を生む上で重要ということです。

あなたは、自分の思い込みでマネジメントしますか?

それとも、部下のことを知った上で、その部下を想ってマネジメントしますか?

 

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【経営コラム】ホスピタリティで新ビジネスを生み出す視点

ホスピタリティビジネスコンサルタント

ザ・ホスピタリティチーム株式会社 代表取締役

船坂光弘

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