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「プロ意識がある従業員」と「アマチュア意識のまま」の従業員の違い

2020年3月30日 ホスピタリティビジネス 船坂光弘 SPECIAL
SPECIAL

ホスピタリティビジネスコンサルタント

ザ・ホスピタリティチーム株式会社 代表取締役 船坂光弘

「お金になるホスピタリティビジネス」構築の専門コンサルタント。ホテルやウェディングビジネスのみならず、異業種のホスピタリティを軸とした新ビジネス立ち上げも指導。

当コンサルタントのオンライン個別相談があります。

先日あるホテルの社長から、

「うちのスタッフはプロ意識が足りない、どうしたらもっとプロ意識を持って仕事ができるようになるのか?」

という質問を受けました。

プロ野球のイチローであろうが、プロテニスプレーヤーの錦織圭がプロであるように、お客様に自分のサービスを提供してお金をいただいている以上、プロのホテリエでなければなりません。

私もサービス業一筋30年となり、クライアントのホテルにお邪魔して見回せば、プロ意識が高い従業員と、ただ仕事をこなしている従業員は一目で分かります。

それでは、プロフェッショナルの条件とはどんなことが考えられるのでしょうか?

私の考えるプロフェッショナルには3つの条件があります。

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第1条件 こだわりがある人

これは、分かり易く言うと「仕事を流さない人」です。

ホテルのフロントの仕事で言えば、チェックイン時にお客様に署名をいただいて鍵を渡せばチェックインは完了します。

しかしプロはそこで流さずに、目の前のお客様を観察して、年配のお客様であればエレベーターから近い部屋にアサインしたり、小さいお子様がいれば電車が見える部屋にしたり、会話の中から記念日利用だと分かれば「おめでとうございます!」の言葉を添えます。

客室係であれば、ただ綺麗な部屋を整えるだけでなく、連泊のお客様にはハンガーを多く入れて差し上げたり、前回の宿泊履歴から枕を変更していれば、予め堅いものに変更したりします。

このように、プロはひとりのお客様に対して流さずに「こだわる」ことに徹しています。

第2条件 進化し続ける人

プロは現状に満足せず、自分の成長に貪欲で常に進化をする為の努力を惜しみません。

1日1日の目標を明確に持ち、その目標を果たす為に全力を注ぎ、そしてその日が終わる時に内省の時間を確保し、翌日にやるべきことを決め、また翌朝の新たな目標を設定するといった積み重ねを習慣化しています。

また、休みの日もただ寝ているのではなく、街に出て自分の仕事に結びつくヒントを探して感性を磨き、自分の仕事の役立てます。

第3条件 ミッションがある人

実は、私はこの3つめの「ミッション」が重要だと考えます。

このミッションとは「自分の仕事の目的・使命」を指します。

例えば、イチローも野球がうまくなる為に野球をやっていた訳ではなく、野球を通じて、自分の全力プレーを見て、勇気や元気を与えたいといった使命感を持って野球をやっていたはずです。

そんな私もホテルマン時代は長年ウェディングに関わっており、プランナーから支配人まで経験させていただきました。

その中で、私は新郎新婦やそこに集うゲストがウェディングを通して輝いている姿を見ること喜びを感じることに気付きました。

それから私は、今のホスピタリティコンサルタントという仕事に変わっても「人を輝かせる」ということが自分の使命だと確信し、研修やコンサルティングを通じて、私が何をすれば人が輝けるかということを毎日研鑽し、追求し続けています。

そのような使命感を持って毎日仕事をしている人と、何となく仕事をしている人とでは、仕事の意味も質も成長も大きく変わります。

このミッションが明確にあり、それに伴った仕事をしていれば自ずと第一条件の「こだわり」も、第2条件の「進化し続ける意識」も自分自身で自主的に求めていくはずです。

これらは決して楽な道ではありませんし、これだけできればプロであるという自覚もなく、ずっと追い求めていくものだとは思いますが、この3つのプロ意識を持つことで、自分の仕事の社会的な意味や誇りにも繋がります。

あなたの会社の従業員にプロ意識を持たせられていますか?

 

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【経営コラム】ホスピタリティで新ビジネスを生み出す視点

ホスピタリティビジネスコンサルタント

ザ・ホスピタリティチーム株式会社 代表取締役

船坂光弘

執筆者のWebサイトはこちら  http://www.thehospitalityteam.jp/

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