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コロナ後に「変わるべきこと」と「変わってはいけないこと」の違い

SPECIAL

ホスピタリティビジネスコンサルタント

ザ・ホスピタリティチーム株式会社

代表取締役 

「お金になるホスピタリティビジネス」構築の専門コンサルタント。ホテルやウェディングビジネスのみならず、異業種のホスピタリティを軸とした新ビジネス立ち上げも指導。

新型コロナウィルス渦も、やっと出口戦略についての議論がされるようになってきました。

私たちも、コロナ後に経済がどうなっていくのか不安だらけですが、これを機会として「変わるべきこと」と、「変わってはいけないこと」があるように思います。

まず、変わるべきことは、これまで日本が変わりたくても変われなかった部分です。

そのひとつ目はIT化です。

このコロナ騒動を機に在宅勤務が余儀なくされ、かつてから推進が進まなかったテレワークが一般化しつつあります。

これが、全く在宅になることは無いにしても、「意外に在宅でもできる」と思った人は多いはずです。

会議等も、わざわざ会議室に行かなくてもWEBミーテイングでカバーできる部分は多く、これから定着していくと考えられます。

私たち、コンサルティングというサービスも企業に訪問しなくても、WEBを活用して提供できるサービスが確実に増えていきます。

もうひとつはネットショッピングです。

リアル店舗に買い物に行くと感染リスクが高まるという観点から、ネットショッピングが更に求められると考えられます。

飲食に関しても、UBER EATSをはじめ、店で食べるのではなく、家で店の味を楽しめるといった需要はこれを機に増えると考えられます。

このように、今回の出来事をパラダイムシフトを起こすチャンスとして、大きな変革をする機会と捉える必要があります。

一方で、「変わってはいけないこと」は、今回のコロナ騒動で、私たちの生活は一変しました。

「人と会ってはいけない」、

「人と触れ合ってはいけない」、

「人と人の距離を空けなくてはいけない」。

しかし、これから少しずつ普段の生活に戻っていく中で、私が恐れていることがあります。

それはコロナ騒動で培われた、

「人には会わない方が良い」、

「関わらないほうが良い」、

「密にならないほうが良い」

という人々の思考です。

この人と人との距離感が「物理的な距離」だけでなく、「心の距離」まで離れていく気がしてなりません。

しかし「人間は、人間によってのみ大きな喜びやしあわせを得られる」と私は考えます。

これからの未来において、人との関わりを減らすということは、「人間としての喜びやしあわせを削ることに成り兼ねません」。

これをきっかけに「人と人との関係が希薄な世の中」になって良いのでしょうか?

良い訳がありません。

コンサートに行くにしても、家でネットやDVDを見るのと、実際のコンサートに行って盛り上がるのとでは、喜びや感動、幸福度が全然違います。

結局は、リアルな人と人の触れ合いには叶わないのです。

中には在宅も悪くないなと思った人も沢山いると思いますが、一方で、

「友人と飲みに行きたい」

「家族で旅行に行きたい」

「恋人と映画を見に行きたい」

と思った人も多いはず。

結局は、人は人との触れ合いを最終的に求めることを人間の本質と考えて、全て在宅化、WEB化を推し進めるのではなく、リアルに人が触れ合う機会は削らずに、コロナ感染対策を行った上でサービスとして提供していくことが必要です。

コロナとは長期戦が見込まれる中、コロナと共存しながら、「人と人の心の距離を近づけられる」ような商品サービスも求められます。

あなたの会社では「何を変えて、何を残しますか?」

 

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