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マスク越しのコミュニケーションだから要注意!

SPECIAL

印象マネジメント「プライムイメージ」コンサルタント

株式会社プライムイメージ

代表取締役 

印象マネジメント「プライムイメージ」のスペシャリスト。
 社長個人はじめ、企業や事業部門を対象に、高度な印象マネジメント戦略を指導する専門コンサルタントとして活躍。主に、商品や物体、空間…を対象に行われるブランド戦略に対して、人物や服装、表情、所作…などに対しての、顧客が感じる印象に焦点を当てた、戦略的な施策指導を行うのが特徴。企業の業績向上に多大な貢献をしている。

顔半分が見えないので、見えにくく伝わりにくい

「なんか不機嫌?」「ちょっとコワい」「怒っている?」―――と言われたことがある人は、要注意です。 

 マスクをつけて、外出する、人と会うことが、今では日常となりました。 マスクをすると、顔の半分が見えなくなります。相手の表情も見えにくく、自分の表情も伝わりにくい状態です。

 オンラインであれば、マスクなしのコミュニケーションはとれますが画面越し。リアルであれば、ソーシャルディスタンスに配慮したうえでのマスク越しのコミュニケーションとなります。

 オンライン中心の人と実際に会うことが少なくなった現在は、マスク必須であってもリアルに会える貴重な機会となります。コロナ禍前とは、まったく違ったコミュニケーションをするための配慮が必要となります。

 つまり、マスクをしていることを前提としたノン・バーバル(非言語)コミュニケーションが重要。見えている部分の顔の表情で、人の印象が大きく左右されてしまいます。

 具体的には、目元の表情に気を付けること。そう言われてもピンとこないかもしれませんが、わかりやすく言うと、「眉間にシワを寄せる表情は、一切、やめること!」です。

 人の話を聞きながら、その内容によっては眉間にシワが寄ることがあるかもしれません。しかし、コロナ禍前の日常と、withコロナ時代の日常では、人と会う機会の貴重さは比較になりません。普段のビジネスシーンのなかで会う機会ができたのであれば、極力ネガティブな要素は排除していきたいものです。

■余裕の笑顔は過去の成功体験を思い出して

第1に気を付けることは、「眉間にシワを寄せない」

第2は、「目の表情をやわらくすることを意識する」

「目力がある」は、ほめ言葉だとも言いますが、目力のある目で凝視されると、これまで以上に相手に圧迫感を与えてしまいます。マスク越しでは、その部分しか見えていないのですから……。

 目が大きめの人、目を見開きがちな人は、意識的に目の力を抜くことが必要。優し気な目元に見えるように、力まずに緊張感がない状態を意識したほうがいいですね。 

第3は、「活き活きした表情のために口元も意識する」

優し気に見えるようにと、いつも目を細めているだけでは、口元が隠れている分、微妙な表情になり、少し怪しげな雰囲気さえ漂ってしまいます。目元の表情をつくる筋肉は、目元だけ動かすことはむずかしく、口元の動きと連動しています。

口元に余裕の笑顔を浮かべていれば、自然と目元にも良い感じのシワや表情が出てきますので、顔全体での表情を意識することはとても大切です。

自分で鏡を見ながら、過去の成功体験を思い出しながら「余裕の笑顔」を浮かべてみてください。そのときに、マスクで口元だけを隠すと、実際に「目が活き活きしている」を実感できるのではないでしょうか。

このあたりは、女性のほうが意識が高いところです。マスクをしても目元が活き活きと見えるメイクに力を入れる人も多いようです。この“メイクに力を入れる”という意味は、メイクを濃くするという意味ではありません。「マスク越しに好感度アップのためのメイク」のための具体的なテクニックや便利アイテムなどの情報は、年齢を問わずにwithコロナ時代の注目のテーマとなっています。

男性も女性も、とにかく気を付けたいのは、マスク越しになってまで、「不機嫌な人」に見られないこと。このひと言に尽きます。改めて、マスクなしでも「不機嫌に見える」と言われたことがある人は、より自分の表情に気を付けてください。

 

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