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後継者社長 嫌われるのも社長の仕事!

SPECIAL

2代目育成コンサルタント

株式会社デュオ経営総研

代表取締役 

2代目育成コンサルタント
家業から企業へ成長させる仕組みを創る
1986年、父が経営する社員6名の債務超過、借入金2億円の零細企業に入社。専務取締役を経て1995年に社長就任。2度の倒産危機、自己破産危機を乗り越え、20年間で売上8倍、利益10倍、自己資本比率45%、借入金実質ゼロに減少させ、家業から事業への脱皮を図ることに成功する。

しかし在職中に内臓疾患、癌手術2回など体力の限界を感じ、後継者不在のために2014年M&Aにて会社を売却。退職後、これまでの経営者としての実務経験と、経営理論を融合させるために中京大学大学院の修士課程に進学。自身の経営者としての実務経験とMBAでの学びを融合させ独自の経営手法「トリポット経営」を開発し、MBAを取得して卒業。

「お金、ビジョン、人で悩める後継者社長を元気にする」をミッションとし、経営コンサルタントとして活動を始める。社長業の酸いも甘いも体験し、机上の空理空論ではない、クライアントの自立と成功に向けて全身全霊をもって問題解決にあたる姿勢が好評。後継者社長の参謀として、社長の悩み、孤独感、誰にもいえない苦しみを理解し、同じ目線で、一緒に目標に向かって邁進している。

こんにちは、齊田です。

「貴社は人に仕事が付いていませんか?」でした

これには、尊敬する経営者U社長様から返信を頂きました。 

U社長曰く「お話にありました「ルールで決めるのではなくて社長がその時の感情で人事や処遇が行われる」ということですが、私もそのことに気づき「理念」を我が社のルールにしました。

社長の言うことをなかなか聞いてくれない、しかし理念に書いてあることには納得してくれることを経験しました。理念が浸透するまで時間はかかりましたがやってよかったと実感しています。」

この様な会社になるには時間がかかります。

先ずは、会社を「安定させる」ことが必要です。

社員に、「この社長についていけば食いぱっくれはない」と言う金銭的な安心感、それとしっかりした将来像、この2つが必要です。

こちらのU社長は2代目で、成長分野を見極め、そこに経営資源を注力し会社を発展させ、古参社員と信頼性を深めて経営されております。

決して 「理念」だけが独り歩きしているわけではありません。

社員に業界水準以上の処遇をし、かつ社員に会社の将来をみせ、一緒に会社を成長実導くことで社員との関係性を深める!

そしてそこには「理念」「ビジョン」「ミッション」が明確に示される、こんな会社は変革の下でも生き残れ、成長する会社だと確信しております。

私自身、前職の時にはそこまでの実績はありませんでした。

只、何のために働くのか? それについては常に自問自答し社員と共有してきたつもりですが、、、

後継者社長様の皆様、社員数が30名を超えたころには「理念」「ビジョン」「ミッション」が必要です。

そして、その時には社員が10名以下の時とはずいぶん変わっているはずです。

年上社員の退社、新卒社員の入社等で平均年齢も下がってきていることでしょう!

ここで成長の足取りを止めてはいけません。お金が回る仕組み、社員教育、「理念」の徹底を正のループを回してください!

さて今週は「嫌われるのも社長の仕事!」について持論を述べます。

コンサルタントとして7年経過します。個別相談した社長様は100名をこえる数になってきました。

また契約いただいた会社様は30社を超えております。

卒業された社長様、途中で契約解除となった社長様、また4年間お付き合いしている社長様等いろいろな社長様とお付き合いしております。

その中で気づいたのは「優しい社長の会社は足腰が脆弱」と言うことです。

極端に言えば債務超過、赤字の会社の社長は「優しい」かたが大多数を占めております。

これから推測するには「社員に嫌われたくない」社長様が、赤字を生み出すことだと!

「安易な人気取り」に陥ってしまうことが企業衰退の一因になると考えております。

私が会社員時代、一番嫌いな上司は「朝令暮改」よりも「そのスチュエーションで、発言や態度、行動が変わる」上司でした。

一言でいえば上ばかり見ている「ヒラメ」上司です。

さてこのメルマガをお読みの読者の皆様、「毀誉褒貶」は激しくないですか?

「厳しい社長は社員に嫌われる、そうなると社員が退職し、補充に困りから、優しく接していよう!」と考えていませんか?

社員に忖度する! それが社長として決してしてはいけないことです。

そうすると社内が瓦解します。

それを回避するのは社長としての「軸」だと考えます。

誰が何と言おうと、この「軸」は決してぶれない!これを持っておられる社長様とそうでない社長様では会社の雰囲気が違います。

50社くらい訪問すると、この会社の「雰囲気」が体感できます。

一言でいえば「規律」です。

「軸」」がある社長の会社は「きり!」とした雰囲気ですが、そうでない社員に忖度している会社は「だらり!」としております。

社長に「軸」があれば、自分の判断、行動、指示にぶれることはありません。

「軸」があると、社員のみならず、仕入先、しいては得意先での交渉も迷いがなくなってきます。

理不尽な要求に際しても「NO」と言うことが出来るでしょう!

そして、仕入先、顧客も取捨選択し、健全な会社運営できると思います。

「軸」がない社長は顧客からの無理難題をいわれるままに聞き、利益を減らしていきます。

「軸」をしっかり作ってください。また「嫌われるのも社長の仕事」だと言うことです。

これをお読みの読者の方の中で「社員に忖度する、優しい社長さん」はいらっしゃいませんよね!

今週もお読み頂きありがとうございました。

来週もよろしくお願いいたします。

 

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