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マーケティングと知的財産活用の関係とは?

  知財・ライセンスの収益化 後藤昌彦 SPECIAL
後藤昌彦 SPECIAL

知財・ライセンスの収益化コンサルタント

株式会社 IPMaaCurie(アイピーマーキュリー) 代表取締役 後藤昌彦

知的財産、マーケティング、マネジメント…を融合し、ライセンスによる収益を恒常的に得る仕組を創るコンサルタント。「見えない有益資産」である知的財産を見える化し、将来、億単位の収益向上に繋がる新たな収益力を引き出す独自の仕組みづくりに定評がある。

プレゼンテーション1

「後藤君、知財戦略はマーケティング戦略とセットで考えた方がいいと思うよ。」

これは、私が企業で知的財産部長をしていたときに、社長が私に言われた言葉です。

私が在籍当時、その会社では社長が社員一人一人と面談し、仕事への取組み、会社への要望・夢などをヒアリングしていただく機会を作っていただいていました。

そして、私がヒアリングを受けた際に、「社長は当社の知財戦略をどうお考えか」という質問をぶつけたときの言葉が、冒頭の言葉でした。

私は、今でもこの言葉は忘れていません。

何故なら、私の中では「知財戦略(活用)」と「マーケティング(顧客への価値提供による収益の獲得)」(注:カッコ内は私が考えている定義です。一般的ではないかと思いますがお許しください)がリンクしていなければ、いくら知的財産を保有していても何の役にも立たないことに気付くきっかけとなったからです。

事実、私が在籍していた会社は、今年創業97年を迎え、今なお高収益を上げ続けている優良企業です。

その会社は一般消費者が顧客であるため、直接技術力を誇示したりしても売上には直結しない状況でしたが、間違いなく開発商品に独自の差別化、顧客提供価値を付与する上で知的財産の取得と活用は必須要件でした。

そして、差別化ができ、それが顧客に受け入れられた商品は高額な商品でも必ず売れ、フラッグシップモデルとして今でも売れ続けています。

商品やサービスの「ウリ」に直結するマーケティングと、そのマーケティングを活かすための知財活用・・・

ときには上司のアドバイスや叱咤激励、部下の提案も取り入れながら試行錯誤して業務に取り組んでいたものです。

一方、知的財産を保有していても、全く使いこなせていない会社は日本には数多く存在することも事実です。

その大半が、「マーケティング戦略」そのものがないか、戦略を作っていてもそこに知的財産との連携が全く盛り込まれていないことに根本的な原因があるのです。

「マーケティング戦略」を実現させるために、知的財産をどう活用していくべきか・・・

文章で書けばたった一行ですが、これは非常に難しいテーマであり、一筋縄で、また一夜漬けで実行できる代物ではありません。

日頃から、知的財産を含め「会社の持つ資産」をどのように事業活動に活かしていくか、知恵を絞って考え抜かねばなりません。

ときには、外部の有識者の意見も取り入れるべきでしょう。

「知的財産の活用」と「マーケティング戦略」のリンク、非常に重要な経営課題です。

あなたの会社は、このことを常に頭に置いて事業活動をしていますか?

【知財・ライセンス】会社に眠っている資産を収益化する視点
後藤昌彦

知財・ライセンスの収益化コンサルタント

株式会社 IPMaaCurie(アイピーマーキュリー)代表取締役

後藤昌彦

執筆者のWebサイトはこちら http://www.ipmaacurie.com/

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