オンラインで優れたコンサルティングを活用する!

ギフト・贈り物の買い場、ECが5割超の3千万人!が意味するもの。

SPECIAL

ギフトビジネスコンサルタント

株式会社売れるギフト通販研究所

代表取締役 

日本で唯一のギフトビジネスコンサルタント。流通、通販、ギフトの各業界通算30年以上の経験を持ち、2015年に独立。2017年には培った独自ノウハウを体系化し、ギフトビジネス専門のコンサルティング機関「売れるギフト通販研究所」を立ち上げ、多くの企業を指導。幾多の企業を成功へと導く。著書に『「ギフト商品」を通販で売る』、『儲かる「ギフト化」で飛躍する3大ポイント』がある。

「オンライン(ネット)とオフライン(リアル)をシームレスに繋ぐことを念頭に置き、様々なことを考えていく。」

先日、弊社クライアントのH社に定期訪問した際に、チャレンジを続けるH社長をはじめH常務や主要スタッフの方に強くお伝えしたことです。

様々に進めていく中でこのH社では今年11月、誰もが知る超大手企業とのコラボ商品を実現、東京駅など主要拠点で販売が開始されました。

自社および自社製品の知名度アップに繋がるのではと大いに期待を寄せていました。しかし、大きなトピックとなったことは経験としてもとても良かったのですが、実質的な自社の宣伝効果としては想定よりも低かった・・・。

他者への期待でなく、自分たちが作ったもので自分たちで道を切り開く。やはりこれが、足腰の強い事業基盤を作るのだと改めて確認できた次第でした。

そんな折、先日弊社の推進するギフト化において、とても興味深くてギフトの未来を示している、ある市場調査機関のアンケートデータが示されました。

『この1年間に贈り物をした人は6割強。その購入場所はネット通販が5割強。』

「贈り物ってそんなにしているの?」って思われた方もいらっしゃるかもしれません。この日本で20歳以上の大人が1億人とすると6千万人もいるわけですから。

贈る回数で最も多いボリュームゾーンは年2-3回の29.9%ですが、4回〜10回以上の合計も25.4%とボリュームゾーンに近いくらいいるのです。

女性や高年代層での比率が高く、女性60・70代では各8割強が贈り物をしていて、男性10~40代ではそれぞれ約45~46%と低くなっているとのこと。

主なギフトシーン利用の内訳は?

・「誕生日」51%

・「お中元・お歳暮」45%

・「母の日」26%

・「手土産・ご挨拶」25.5%

・「ちょっとしたお礼・お返し」22%

・「クリスマス」17%

・「父の日」16%

・「バレンタイン」13%

・「特に目的はない贈り物」11%

ギフト選定時の重視点は?

・「相手の好みにあうか」66.7%

・「贈り物の内容が状況にふさわしいか」4~5割

・「もらった人が喜ぶか」4~5割

・「価格が高すぎたり安すぎたりしないか」4~5割

参考にした情報入手先は?

・「店頭の商品」が4割弱

・「オンラインショップの商品情報、レビュー」「相手の希望」などが各2割強。

『贈り物の購入場所はネット通販が5割強。』

「ギフトってECでそんなに利用されているの!?」って、数字に驚かれた方は結構いらっしゃるかもしれません。ギフトとEC、実はとても相性がいいのです。

贈り物の購入場所は?

・「インターネットショップ、ネット通販」51.7%

・「デパートの店頭」30.5%

・「専門店・小売店」29.5%

・「ショッピングセンター・モール」22.5%

・「スーパーの店頭」18.4%

贈り物を渡す方法は?

・「宅配便や郵送、振込など」「直接会って手渡し」が各60%台。

 

調査結果から傾向をまとめると・・・

・ギフト・贈り物の消費でも主役は女性。特に60代、70代女性は圧倒的。

・誕生日シーンは強く、中元歳暮シーンもまだまだ健在。

・店頭で品定めして、ネットで買うことが主流になりつつある。また、店頭で買っても宅配便で送っている。

・相手の好みにあうかどうか?など、相手・シーン・ふさわしい価格がギフト購入最大の決め手。

いかがでしたか?

先に述べたH社訪問時に伝えたこと。

「オンライン(ネット)とオフライン(リアル)をシームレスに繋ぐことを念頭に置き、様々なことを考えていく。」

この調査データからも、進むべき道が間違っていないことを示してくれています。

コロナ禍で大きく進み、また変わった新時代の小売。今やECを軽視して物販を行う時代ではないですが、かといって群雄割拠の無数にあるネットショップだけでも厳しい時代です。

いかにOMO(Online Merges with Offline=オンラインとオフラインを融合する)を実現させ、消費者・顧客の買い場、見せ場をチャネルの違いを意識させずにマーケティングを組み立てるか。

そのためにも価格競争に巻き込まれない、独自ギフトブランド、独自ギフト商品という武器を携えた "ギフトD2Cモデル" を構築をしていただきたいですし、弊社ではそのためのサポートを続けています。

来年2月のギフト・ショーに登壇するセミナーでは、今、そして近い未来のギフトの仕組み、ブランド、商品について成功事例もご紹介しながらお話しします。

リアル会場のみのセミナーですので東京ビッグサイト会場へ、ぜひお越しください。新たなチャレンジをしていきたい熱い経営者の方との出会いを、心より楽しみにお待ちしています。

 

【第95回ギフト・ショー セミナープログラム詳細・申込ページ】

登壇日程 2023年2月15日(水)16:00~17:30

講演テーマ:儲かる「ギフト化」で事業を飛躍させる”3大戦略”を成功事例とともに大公開!

https://www.giftshow.co.jp/tigs/95tigs/seminar.htm

コラムの更新をお知らせします!

コラムはいかがでしたか? 下記よりメールアドレスをご登録いただくと、更新時にご案内をお届けします(解除は随時可能です)。ぜひ、ご登録ください。