DX時代 生成AIが奪う仕事、人が創る仕事

某社で総務担当、後輩と飲み会でのヒトコマ
「チャットGPTに代表されるLLMが身近になってきました。私達の仕事がなくなるのでしょうか?」
「なくならないよ!」
「断言できるのですか!」
IT業界に45年もいますと、仕事内容の移り変わりを様々な局面で見てきました。
汎用機⇒オフコン⇒パソコン⇒スマフォ
メーカー独自OS⇒Windows⇒Android
手書き⇒ワープロ⇒office⇒office365(クラウド)
そして、次のofficeにはAI関連技術としてCoPilot(コ・パイロット(キーボードを叩く人を補佐する))が含まれる事が明らかになってきます。
簡単に言うとWordやExcelの中でChatGPTを使う。
報告書は、タイトルとメモを入れると文章を完成してくれる。
表計算は、処理内容を入れると計算式や関数を自動設定してくれる。
仕事が格段に効率的になる
もしくはAIが全て処理し人が不要になる。
仕事の進め方が大きく変化する予感です。
総務関係の仕事が最も大きく変化したのは2003年頃から、BPOが流行った時期です。
BPOとは、総務や経理の仕事を丸ごと外部委託する
当時は海外、主に中国に依頼しました。
上場会社でも総務・経理部を廃止するというダイナミックな考え方です。
会計や給与計算といったPCでできる単純業務を人件費の安い海外企業に委託する。
コストダウンと組織の柔軟な対応が目的です。
しかし、社員にとっては死活問題、総務・経理から営業や技術部門に!と言われても、つぶしが聞かない、危機感を持つ社員がいました。
しかし、総務部には新たな仕事がでてきました。
それは、2005年から施行された個人情報保護法です。
社の保護方針策定、Pマークの認定取得、社員への周知、「人」でしかできない新たな仕事です。
私の知る当時の社員は、気持ちも新たに個人情報保護士の資格をめざし今も元気に活躍しています。
「今の仕事はなくなる。その代わりに新しい仕事が生まれる」
時代の流れを先取りし、今の自分にしかできない仕事は何なのか?
貴殿には、新しい仕事を創る
そして、考える準備ができていますか?
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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