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【感性を高める】一流の差別化をする前提

SPECIAL

「一流ビジネス」感性構築コンサルタント

茶人(ちゃびと)

代表 

究極のおもてなし「茶会」をベースに、一流ビジネスに必須の「感性」を磨く指導で定評。各ビジネスの感性の根幹となる起源に迫り、本物の上質、付加価値、空間、感覚…など、高級・ハイクラス化をはかるときの様々なビジネス要素を指導。

差別化、と言うキーワードに酔っていませんか? 多くの人が商品やサービスの差別化を必死になって図っておりますが、そのほとんどは私に言わせると、単なる模倣ビジネスの延長線上にあるものばかり。ほぼ全てが二流、もしくは三流のものなのです。

解りやすいところで言うと、今人気の抹茶スウィーツ。どこもかしこもが「宇治抹茶使用」と言う言葉を弄し、”美味しくない”どころかむしろ”不味い”抹茶製品を続発しております。差別化要素がどこにあるかと言うと、キャッチとパッケージデザインぐらいのもの。中小企業が生き残る上において、この程度の差別化で通じるかと言えば、そうではありません。

なぜそのような状況に陥るかと言うと、製品開発の担当者も、その是非を決める経営者も、総じて「本物の抹茶を知らないから」です。本物を知らずして模倣品など作れませんよね。なのに彼らは一人残らず、模倣品より遥かにひどい劣悪品を作り、それの模倣をしあっているのです。教養が無いとかそういう言葉では語りつくせない愚かさですね。

何においてもそうですが、差別化云々を言う前に、まず本物を真剣に味わっているかどうかが製品・サービスの命運を左右します。差別化と言うものは、そこから始まるのです。

簡単な言葉に言い換えると、「基礎がわかっているか、出来ているかどうか」が差別化のポイント。そしてそれを評価するには、「本物を知っているか、違いが分かるのか」が重要。

本物を知らない人に「美味しいかどうか」を判断する基準が無いのは、だれにでもわかる話だと思います。美味しいかどうかを判断できもしないのに、差別化などとどの口が言うのでしょうか。まず基礎をしっかり作りこみ、どこに違いを生み出していくのかをしっかり検討すること。

違いが判らない経営者など、いつまで経っても二流のままです。

 

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