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第533号 手がかかっていた従業員達が、お任せできる人達へと変わっていった会社の社長がやったこと

SPECIAL

多店舗型ビジネス企業のマネジメントの仕組み構築コンサルタント

株式会社ピアーズ

代表取締役 

マネジメントの仕組み構築のスペシャリスト。
これまで20年以上チェーン事業に身を置き、実際に15の組織のリーダーを務め、200以上の経営に関わり売上、利益を上げてきた経験を持つ。チェーン事業の売上が兆単位の企業や創業40年以上の歴史を持つ企業にさえマネジメント面の仕組みが1つも存在していない事に疑問を持ったことから、チェーン事業に共通するマネジメント面の仕組み構築方法を体系化。その効果は大きく、マネジメントの半ば自動化と質の向上により、クライアント企業は利益2~3倍増、業種によっては仕組み実装の初月から数値を跳ね上げさせる指導を展開している。

第533号 手がかかっていた従業員達が、お任せできる人達へと変わっていった会社の社長がやったこと

 「仕事が出来る人を増やしていって、事業自体までもお任せする形に持っていきたい」

 「そのための効果的な広告や、良い求人方法はありますか?」

ある方から質問をいただきました。

 

私がお薦めしたのは、外部に求めるよりも先に、いざ来てくれたら活躍してもらえる環境づくりをしておく事でした。

 

仕事が出来る人達を増やしていきたい、

そんな社長が持っておくべき視点があります。

 

それは、数(かず)という力の強大さです。

 

コラムをご覧の貴方にはこんな経験がありませんか。

 

ある組織に所属していた時、周りの人達は考えが合わない人ばかり。

 

いくら考えても自分の考えの方が正しいはず。

 

どうにか理解してもらおうと手を変え品を変え、働きかけ続けたが、結局は数という力で自分の意見はねじ伏せられてしまった。

 

悲しい事であまり考えたくないことですが、私が今までお会いした方々にはこういった経験をされている方は多いです。

 

店舗型のビジネス経営者がまず考えなければならないのは、自社の職場、店舗の環境が整っているかどうか。

 

もし社長の理想通りに整っていなかったとしたら。

はたして、会社が運良く採用できた優秀な社員やできるスタッフは、自分とは意見が違う先輩だらけの職場でも社長が求める結果を出していくことができるのでしょうか。

 

数というエネルギーは強力です。

 

いくら武術の達人であっても、大勢に囲まれてはひとたまりもないように、いくら仕事ができる人であっても、その周りの人達が理解してくれなければ、活躍していくことは困難です。

 

ここで参考になるのがO社長の事例です。

 

以前までは頼れる社員や任せられるスタッフがいませんでした。

 

しばらく仕事を任せて目を離していると、とんでもないトラブルを抱えて一緒に対応せざるを得なくなったり、定期的にガス抜きをしてあげないと、和を乱す人がいて店舗がまわらなくなるなどのトラブルが繰り返されていたのです。

 

しかし今は違います。

 

社長はお会いする度に社員やスタッフ達の成長を嬉しそうにお話されます。

 

先日おっしゃっていたことは

 「伊東さん、これを見て下さい」

見せてもらったのは、ひと目で子供が書いたとわかる手書きPOP。

 

それを書いたのは店舗スタッフの年長さんの娘さん。

家で売り場用のPOPを作成していたところ、ママの必死な姿を見たからか、私もやりたいと言ってきたので娘さんにも一枚つくってもらったとのことでした。

 

O社長は何をしたのか。

 

一言で言いますと「社長自身の視点を切り替えた」です。

 

それは
 「いつかいい人がやってくるだろう」といった希望を捨て、

 「そんな人は永遠に来ない」

 「まずは今いる人達に変わってもらおう」

です。

 

しかしこれはそう簡単に切り替えられることではありません。

 

なぜならその変わってもらいたいターゲットとは

 ・指示をしても返事さえ無かったり

 ・返事があったとしても平気でやらなかったり、

 ・できなかった言い訳ばかり言う人や

 ・何かと問題を巻き起こしては、他の人が尻拭いしている人など

だからです。

 

普通であれば、もうこの人には何をしてもダメだと、匙を投げてしまうかもしれません。

 

しかしO社長は「何かやり方はあるはずだ」と諦めず、あれこれ自力で模索され続け、弊社ピアーズにもお越しになられました。そして、その結果うまくいったということです。

 

社長の希望通り、今まで手に負えなかった人達が1人、また1人と変わっていき、それと同時に運良く外部から得られたいい人にも離脱されない環境が整っていき、社長が安心してお任せできる人が増えていったのでした。

 

 

なぜO社長はやりとげられたのか。

 

当時社長はこうおっしゃいました。

 

それは「皆に楽しく仕事をして収入を上げてもらいたかったから」・・・と言いたいところですが、正直言いますとそうではありません。

 
私にあったのは怒りですね。

 

どうしても許せない、ムカつくあの人に一泡吹かせたい。

ここには表記できませんが、とても口には出せないような「怒り」があったからでした。

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