第534号 店舗型のビジネス経営者がAIを使って大金を守れた事例

ある方は
「AI? 最近になってたまに触るぐらいです。」
ある方は
「AIは常に使ってます。無くてはならない存在です。」
貴方はいかがでしょうか。
私が質問した理由はすでにAIを使って、大きな成果を挙げている方がいるからです。
たとえばK社長。
「AIのおかげで大きな損害を防ぐことができました」
何があったのか。
会社として問題を抱えていた際、解決のために他社の力を借りたい。
そこで、これまでお付き合いが無かったA社と新たに取引きをすることになったのです。
しかしどこか違和感が。
社長が感じとったA社の意図は2点。
・もっと我が社に利益が出るようにしてほしい
・あなた達の会社の得など知ったことではない
ひょっとして立場上、こちらが不利な状況だから足元を見られているのではないか。
今後A社とは付き合わないほうがいいかもしれない。
これからどれだけ搾取されるかわからない。
そんな不安を抱いていたある日、小さな問題が発生。
これまでの不信感もあり、A社がどう出るのか試す意味もあり、取引きを一旦保留にしてみることにしたのです。
するとA社は豹変。
隠そうともしない露骨な嫌がらせが始まりました。
しかし社長は冷静に対処。
適格な指示をとばし、一切の関わりを遮断することで、人的ミスによる損害の拡大を避けることに成功しました。
更に取引停止まで、無傷で持って行く事ができたのです。
社長はおっしゃいました。
「もし何の準備もしていなかったら、従わざるを得なかったでしょう」
「長年経営者をやってますが、こんな悪どい会社は初めてです」
「今まで何社も餌食にしてきたんじゃないですか」
今回の件はA社に実害が発生したわけではありません。
もしかしたら何も反省することもなく、今なお次なる獲物を見つけては搾取に励んでいるのかもしれません。
さて今回のポイントは、なぜリスクを回避できたのか。
もちろんそれは社長の手腕によるものではありますが、最も大きな要因はAIを駆使できていたからです。
ここで一つ明確にしておかなければならない事があります。
それは店舗型のビジネスのみならず、ビジネスで業績を上げるとはどういうことなのか。
それは単に
コツコツ頑張ってきた努力の結果
ではありません。
いかに他社よりも努力ができていたかどうかという競争の結果
です。
ドンドン業績を伸ばしていける社長は、AIのような新たなトレンドに対して様子見をしません。
利用価値があるのなら我がものにしよう。
ダメなら手を引く。
とにかく使ってみようというスタンスです。
誰もが懐疑心を持っている中、社長だけがすでに使いこなしている。
なかには「うちの担当者よりも私の方が詳しい」とおっしゃる社長もいらっしゃいます。
商売とは、いかにお客様に喜んでいただくか。
です。
しかしこれを私なりに言い直しますと
商売とは、いかにお客様に他社よりも自社で喜んでいただくか。
経営者は「他社と、他人と競争している」という意識を常に忘れてはならない。
今回の件は、それを再認識させられる一件と言えるのではないでしょうか。
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