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社長が見ている会社と、社員が見ている会社は同じなのか。 ― なぜ話が噛み合わなくなるのか

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企業の健全性と成長を支える仕組みづくりコンサルタント

大我経営コンサルティング株式会社

代表取締役 

企業の健全性と成長を支える仕組みづくりの専門コンサルタント。昨今多発する企業不祥事、不正、スキャンダル、取引先倒産、裁判沙汰…などを未然に防ぎ、ゆるぎない事業体制を築いて骨太な成長を実現していくための体制づくりを指導する。

社長が見ている会社と、社員が見ている会社は同じなのか。  ― なぜ話が噛み合わなくなるのか

社長はこう言います。
「何度も説明している」

社員はこう言います。
「聞いていない」

社長はこう言います。
「会社のためを思って決めた」

社員はこう言います。
「現場のことを分かっていない」

どちらかが嘘をついているわけではありません。
どちらも本気でそう思っています。

それでも話が噛み合わないことがあります。
なぜでしょうか。

私は、その理由の一つに「見ている景色の違い」があると思っています。

社長は会社全体を見ています。

売上。
利益。
資金繰り。
採用。
取引先。
将来の投資。

会社を存続させるために、多くのことを同時に考えています。
一方で社員は、自分の担当業務や職場環境を中心に会社を見ています。

日々の仕事。
上司との関係。
評価。
働きやすさ。

目の前の現実です。

どちらも間違いではありません。
見ている場所が違うだけです。

しかし、この違いを理解しないまま話をすると、組織の中で少しずつズレが生まれます。

社長は説明したつもりになる。
社員は納得していない。

社長は理解してもらえたと思う。
社員は不満を抱えたままになる。

そして気付かないうちに、
「なぜ分かってくれないのか」
という思いが双方に積み重なっていきます。

組織の問題は、能力の問題ではないことがあります。
意見の違いでもないことがあります。

見ている景色の違いであることも少なくありません。
だからこそ、社長は社員に説明するだけではなく、社員が何を見ているのかを知る必要があります。同じように社員も、社長がどのような視点で判断しているのかを知る必要があります。

強い組織とは、全員が同じ考えを持つ組織ではありません。
見ている景色の違いを理解しながら、同じ方向を向ける組織です。

あなたの会社では、社長と社員は同じ会社を見ているでしょうか。
それとも、まったく違う会社を見ているでしょうか。

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