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採用した人を活かせない会社ほど、また採用に走っている。

SPECIAL

組織風土改革コンサルタント

株式会社C&Mコンサルティング

代表取締役 

組織風土改革コンサルタント。会社の人事部員およびコンサルタントとして合わせて25年間、一貫して会社のビジョン・戦略実現のために、組織人事の仕組みの構築に携わってきた専門家。人材獲得がますます困難となる中、今いる人材の能力を最大限に引き出し、全員を戦力化させ、定着させる「組織風土とマネジメントの仕組み」づくりに定評。
株式会社C&Mコンサルティング代表取締役。

 

「良い人材が採れない」
「採用した社員がイマイチだった」
「入社半年で辞めてしまった」

そんな話を伺うたびに、聞いています。

「入社者を戦力化するために、どんな仕組みがありますか?」

この問いに、ハキハキと答える経営者は少なく、
「ちゃんと教育はしてるよ。でもさ・・」
といった、あいまいな答えがよく聞かれます。

採用して、失望して、辞められて、また採用に走る。
この悪循環が起きるのは、なぜでしょうか?

 

1)採用はゴールではなく、スタートである

人材難のこの時代、苦労してようやく採用が決まると、
まずは目的達成の喜びで、ほっとするものです。

しかし、入社者の早期戦力化が進まないと、
逆に足手まといとなり、職場の士気も下がります。

「しっかり教育する」責任を、現場や管理者任せにしてませんか?

会社としての一貫した仕組みもなく、ただ社員を増やしても、
入社者の成長、戦力化のバラつきが、増すばかりです。

せっかくの新しい人材、「釣った魚」にこそ、
しっかりと「エサ」を与え続けることが、出発点です。

 

2)深刻なのは、人材不足よりも、戦力化の仕組み不足

入社者の教育は、誰が担当していますか?

社長の価値観、仕事の進め方、判断基準、期待する行動は、
十二分に伝わる仕組みになってますか?

現場に任せていいことと、任せてはいけないことがあります。

入社したフレッシュな社員が、会社のことを深く理解し、
社長の考え方も深く理解して、共感して、実践できるようにする。

経営者が関与すべき「魂」の部分が、あります。

一人ひとりに向き合う時間がつくれなくとも、
会社の仕組みで、確実に押さえる。

早期育成、戦力化に必要なことは、
目先の実務の手順を覚えさせること、だけではありません。

 

3)採用力より、組織力が会社を伸ばす

採用しても活躍しない、辞めてしまう、また採用。
「もっといい人を採用する」では、何も解決しません。

なかなか戦力化しない、力を発揮できない社員は、
能力ではなく、仕組みや環境に原因があることが多いものです。

受入教育プログラム、配置、育成、職場の空気、
管理者の関わり方、評価、報酬、将来のキャリア等で、
発揮能力は驚くほど変わります。

これは、入社者だけでなく、今いる社員も全く同じです。

「いい人がいない」と嘆くよりも、
「今いる社員をどう活かすか」を問い直すべきです。

良い人材を集めるだけでは、会社は強くなりません。
(プロのスポーツと同じです)

そのための、組織の仕組みづくりが、
平凡な人材を戦力化して、採用を成功に導く、
大きな一手となります。

 

採用への投資を重ねる前に、組織づくりへの投資。
持続的な成果を生み出すための、会社の重要なインフラになります。

 

 

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