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「店舗のムダを付加価値に変換するには?」  

SPECIAL

個店力最大化コンサルタント

株式会社 レイブンコンサルティング

代表取締役 

儲かるチェーン店をつくっていくには、時代はいま、「画一化」から「個店力最大化」へと変わっている! 多店舗展開するスケールメリットと、一店一店の魅力を強くして収益力を圧倒的に強くしていく実務とは…。

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「売上をあげようと頑張ってるんですが、ハイコストになってしまったんです」

先日ご相談に見えたチェーン経営者のご相談です。

----------チラシの訴求に関わるコストを測ったことありますか?

こういう質問をしますとたいてい「チラシをやめたらその売り上げ減をどうリカバリーするのか?」とか「チラシなど止めれるわけない!」という声が聞こえてきそうですが、本業の稼ぎを示す営業利益があがらなければ今のやり方を見直すのは、当然のことです。

今のままチラシを毎週訴求することに疑問を感じ始めた企業では、すでにチラシのあり方について根本から見直しに取り組んでいます。

たとえば、チラシ商品の発注、エンド陳列、価格変更、POP取り付け、チラシ残品移動、POP取り外し、価格変更、等々の必要人時を計測していくとわかるのですが、毎週5~7人時売り場ごとに余計にかかっていることが見えてきます。

値入の低い商品を売るためにわざわざチラシ専任担当者を別枠で毎週多大な人時をかけていたことに気づきます。

実際のチラシの売り場づくりは、その直前か、前日に作業が集中発生するものがほとんどですから、売上の高い日=作業量の多い日とはならないのに、売上の高い日に人手を無意識に増やしていまいがちです。

「そんなことわかってるよ」という声が聞こえてきそうですが、全体のどれぐらい売場作業に人時がかかってるか知ってますか?とお聞きしますと、皆さん「う~ん、そこまでは・・・」と言葉に詰まるのです。

ざっくりいえば、店舗の総人時を10とすると、売場:レジは概ね8:2ぐらいになります。

そして、どこのチェーンでも、レジは紙に書いたスケジュール表がありますから、誰がなにをやるかは明白です。

一方、売場はどうかというと、スケジュール表がないため、作業内容や必要人時が見えずらく、ムダなく活かされてるかどうかは疑問が残ります。仮に売場でムダな作業が10%あったならば、人件費の8%はムダになっていたことになります。

そういったムダ改善をやらずに、安売りを続けても 売上増のない高コストとなるのは、火をみるより明らかです。見方を変えれば、店舗のムダを無くすということは、お客様に時間の無駄をさせない。ということにもなります。

例えば、せっかく買い物にきたのに欲しい商品が 見つからなかったり、品切れしていないか?それをリカバーする体制はとられているか?等

まだまだ、店舗努力でムダを見つけお客様に還元できるコトはたくさんあって、改善すればするほど、それは付加価値となっていきます。

具体的にどうやるのか?ということは、別の機会でお話しますが、業務の洗い出しを行い、その発生頻度を調べていきます。

詳細は弊社セミナーでお伝えしてますが、これを進めていくと、普段見落としていたことやムダを発見することが出来、作業指示書作成の流れが分かるようになります。

店舗運営本部の役割は、作業指示書を運用するように店舗に指導していくことです。

さあ、貴社では、安定したローコスト経営で、顧客と対峙する準備はできましたでしょうか?

 

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