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開業カウンセラーのための売れるブログの作り方

SPECIAL

開業カウンセラーコンサルタント

有限会社ライフビジョン

代表 

開業カウンセラーに特化して指導する、専門コンサルタント。自らカウンセラービジネスを立ち上げ、軌道に乗せた経緯から、カウンセラーとして独立、活躍していくために最も重要なビジネス的視点と実務アドバイスを惜しみなく提供。稼げないカウンセラーが多い中、救世主的存在。

「毎日のように記事を投稿しているのですが、一向に予約が入らないのです・・・」

先日、相談に来られたFさんの話です。

起業塾に通っていた時に、講師から「毎日最低でも1記事をブログに投稿するように」 「毎日投稿すれば、その分だけ人目に触れるので、ブログが賑わってきて、そこから申し込みが入ってくるようになる」と指導されていました。

それを信じてFさんは、その後真面目に投稿していたのですが、前述したように、一向に成果に結びつかなかったのです。(Fさんには、掲載の了解を得ています)

早速、Fさんと一緒にブログを見始めました。1秒で問題点が見つかりましたが、とりあえずブログを下までスクロールして、全体を眺めていると、続けて違和感を発見。

リンクをクリックして、各ページを見ると、さらに違和感が。

なるほど、これでは予約が入らない...。さて、どこに違和感があったというのでしょうか。

まず、私がチェックしたのは、ブログの入り口であるヘッダー画像です。キャッチコピーやタイトルが入っているところですね。ここで、きちんと見込み客に対してアピールできているかを見ます。

Fさんは、この部分が作りこまれていませんでした。しっかり作っていないと、見てくれる人がプロのカウンセラーだと認識してくれないのです。見込み客にとって、決して安くないお金を支払うわけです。プロなのか、素人なのかわからない人に投資したくはありませんよね。

それに、対象顧客にアピールできていないと、あなたのお客さんではない人がたくさんブログを見ていることになります。Fさんは、毎日記事を投稿していたので、ブログへの訪問数はそれなりにあったのです。「いいね!」も多数ついています。

でも、予約が入らない。これは、対象顧客ではない人ばかりでブログが賑わっている可能性が高いのです。

次にチェックするのが、メニュー(カテゴリーやテーマ)です。ブログを訪れた見込み客が、メニューを見て、「読みたい!」と思ってもらえる項目を作っておくことが肝心です。

Fさんの場合、メニュー分けをしていたのですが、日記風の項目になっていました。例えば、「日々思っていること」、「家族の話題」といった、とても見込み客が興味をそそるものにはなっていませんでした。

記事のタイトルに関しても、「なんとなく、その時のイメージでつけた」とFさんが言われている通りで、見込み客には直接響かないものばかりです。

文章自体は、とても面白くて、気軽にサラッと読める文体なので、「いいね!」が多数ついていたのでしょう。でも、キャッチコピーと記事の内容がマッチしていないので、違和感があったのです。

もう一つ重要なチェックポイントがあります。何かわかりますか?

それは、「出口」です。

入り口から見込み客がブログに入ってきて、それで終わりではありません。あなたが望む理想の出口まで確実に導きたいわけです。理想の出口とは、見込み客が予約をしてくれることです。あるいは、メルマガに登録させることかもしれません。もしくは、お問い合わせをいただくことでもいいでしょう。

あなたにとって、このブログに訪れた見込み客に、最終的にどんな行動をしてほしいのか。それを明確にしておくことです。極端に言えば、理想の出口に導くためだけに、ブログがあり、記事を投稿しているのです。ここがブレてしまうと、記事の内容がおかしくなってくるのです。

こういった俯瞰でブログを見てチェックする作業は、定期的にやることが望ましいです。最初はブレていなくても、2、3ヶ月夢中で記事を書いていると、どんどんあらぬ方向に記事の内容がブレていってしまうものなのです。

あなたにとっての理想客は誰なのか、その理想客が興味をそそる内容を書いているか、出口まで違和感なく迷わせずに導いているか。この辺りをチェックして修正していきましょう。

 

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