やる気を引き出す人事評価

  ホスピタリティビジネス 船坂光弘 SPECIAL
船坂光弘 SPECIAL

ホスピタリティビジネスコンサルティング

ザ・ホスピタリティチーム株式会社 代表取締役 船坂光弘

「お金になるホスピタリティビジネス」構築の専門コンサルタント。ホテルやウェディングビジネスのみならず、異業種のホスピタリティを軸とした新ビジネス立ち上げも指導。

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先日、ある社長さんと話しをしていた際に、「人事評価」の仕組み作りが難しいという話しになりました。

「評価」というと「評価する側」と「される側」となり、それが、結果的に給料や昇進に反映されるイメージです。

もちろん、それはそれで必要だとは思いますが、評価基準をそのことを軸にしてしまうと、「給料を上げる為」や「出世する為」に評価されなければならないという考えが中心となってしまいます。

しかしサービス業においては、そのような「金銭的な報酬」よりも、純粋にお客様の喜びに自分の喜びを感じる「精神的報酬」に、自分の仕事の意義や価値を感じるスタッフも多く居ることも事実です。

そのようなスタッフには「給料や出世の為の評価基準」は魅力に感じません。

それでは、どんな評価基準が良いのでしょうか?

ディズニーでは、ふたつの評価基準があります。

ひとつ目は「スピリット・アワード」です。

「お客様の喜び」や「仲間の幸せ」に一番貢献したと思うキャストを、スタッフ全員の投票により選ぶという評価です。

もうひとつは「ファイブ・スターカード」です。

これは上司(マネージャー、スーパーバイザー)が、スタッフの仕事を見ている中で、お客様に素晴らしい対応をしていたスタッフに対して、「こういうところが良かったというフィードバック」と共に、ファイブ・スターカードをそのスタッフに直接手渡す仕組みです。

このような評価を受けることで、

「自分のことを見ていてくれている」

「こんな自分でも誰かの役に立てている」

という承認欲求を満たし、大きな精神的報酬となります。

ホスピタリティは他者に貢献する喜びを意味します。

人は誰かの為になること、お役に立てることに大きな喜びを感じます。

「評価」は「金銭的な報酬」ばかりではなく、このような「精神的報酬」も満たす、つまり、やる気を引き出す「人事評価」もこれからの時代は生産性を上げる上でも大きな意味を持ちます。

評価の目的はあくまでも、そのスタッフの良し悪しを決めることではなく、その評価によってスタッフ力、組織力を最大化し、収益を最大化することですよね。

あなたの会社の評価基準は何ですか?

 


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【経営コラム】ホスピタリティで新ビジネスを生み出す視点
船坂光弘

ホスピタリティビジネスコンサルティング

ザ・ホスピタリティチーム株式会社代表取締役

船坂光弘

執筆者のWebサイトはこちら http://www.thehospitalityteam.jp/

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