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知財活用と退職のリスク~リスクに立ち向かい、「社長」になりましょう!

SPECIAL

知財・ライセンスの収益化コンサルタント

株式会社 IPMaaCurie(アイピーマーキュリー)

代表取締役 

知的財産、マーケティング、マネジメント…を融合し、ライセンスによる収益を恒常的に得る仕組を創るコンサルタント。「見えない有益資産」である知的財産を見える化し、将来、億単位の収益向上に繋がる新たな収益力を引き出す独自の仕組みづくりに定評がある。

「後藤さん、私今までお世話になった会社を退職して、会社時代のアイデアを特許にして製品化したいんです。何か問題あるでしょうか?」

これは、先日私のところにご相談に来られたお客様が仰った言葉です。

聞いてみると、自分のアイデアが会社に全く見向きされず、このまま消えてしまうのは本意ではないため、少しでも世の中の役に立ちたいと思い独立を考え始めたとのことでした。

私からは、知的財産に関するリスクとして「特許における職務発明制度」について説明し、職務発明の問題をクリアしないとあとで揉める可能性があることをアドバイス申し上げました。

ここでは職務発明のことは詳細には説明しませんが、上述の例のように、今まで勤務していた技術者の方がスピンアウトする例は今後も増えるのかなと個人的に思っています。ちなみに、上述の方は私と同い年です。

それ自体は否定はしませんし、かくいう私自身も50歳を機に今までお世話になった会社と決別する決意をした人間ですので、チャレンジ精神旺盛で世の中のお役に立ちたいという方々はできる限りサポートして差し上げたいと思っています。

その一方、今までお世話になった会社と退職前も退職後も波風を立てて揉めてしまうことは決して得策ではありませんね。

また、自分が開発した技術に思い入れと自信があり、「必ず役に立つ!売れる!」と思う技術者の方はそれに対応する知的財産の活用が必要になってきますが、その知的財産活用においてもどのようなリスクがあるかを考えて対策をしておく必要がありますし、本当に役立ち、売れるのかも客観的に評価をする必要もあります。

それらを乗り越えてもなお、「独立する」という決意が変わらないのであれば、是非チャレンジしていただきたいと思います。

知的財産をはじめとする様々なリスクに立ち向かい、解決しながら道を切り開いてください。

応援致します!

 

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