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『コロナ危機下の事業継続体制と製造業の販路開拓』

SPECIAL

製造業の販路開拓コンサルタント

青木経営コンサルティング株式会社

代表取締役 

「法人営業32年、営業管理職19年」、自動車、電機、半導体、情報通信分野、WEB販売会社等様々な産業分野向けの法人営業実務に携わる。製造業の営業現場に変革を起させる!実務支援コンサルタント”として、様々な業種の営業部門の改革、新製品開発と販路開拓、営業マネジメント等営業個別テーマの改革などを支援している。

世界規模で新型コロナウイルスの急速な感染拡大が止まりません。特措法に基づく『緊急事態宣言』が7都道府県で発令されました。来日観光客の減少や、出張・会議などの自粛、イベントの延期・中止などの消費の縮小、また中国における生産活動の縮小や物流の停滞の影響も大きく、その経済損失は計り知れないものがあります。日本でも自動車工場の生産停止など製造業にも大きな影響が出始めました。

まずは、最新の国の支援策を正確に把握すると同時に、当社事業の生き残りをかけて活用できる施策は積極的に活用すべきと思います。既にご存知と思いますが、念のため“経済産業省の支援策”(2020年4月8日時点)を以下のURLでご確認をお願いします。資金繰り確保の為の日本政策金融公庫の緊急融資等は現在殺到している状況です。

https://www.meti.go.jp/covid-19/

今、中堅・中小企業の経営者に求められるのは、会社や従業員を守り抜く“事業継続の力”だと思います。
今回のコロナ危機はただ頭を低くして嵐が去るのを待つだけでは持ちこたえられない。このコロナ危機の真最中から事業継続体制を詳細に見直し対策を講じる必要があります。

世界中がコロナ危機で経済活動が停滞している訳だから業種により異なりますが、まず売上高が減少します。生産にあたり部品や材料購入が困難になります。コロナ感染拡大の中で機械を稼働できるか?作業環境の改善等が必要となります。職場毎に真剣に対応策を工夫するしかないと思われます。
 私達は2011年東日本大震災でサプライチェーンの崩壊を経験していますから、おおかたの大企業では対策は講じられていると思われますが、中堅・中小企業は準備が不足しているものと懸念されます。

まずは“売上高及び収益の確保”が最大のミッションです。この最大の危機だからこそ、従来顧客との取引維持の継続に最大限の注力を傾けると共に、外部環境の急激な変化に“新たな取引先の出現”を見逃さず
自社製品を磨き上げ新たな販路開拓を推進すべきです。同業他社が呆然としている今こそがチャンスです。

私は日立グループのメーカーにて法人営業32年営業管理職19年、様々な産業分野向けの新規顧客開拓に携わり、「事業戦略プロジェクト推進責任者」を多数経験し、“自ら営業戦略を策定し、自ら営業戦略を実行”してきました。独立後も中小製造業の販路開拓支援を続けております。

これらの沢山の失敗と成功から導きだされたコンサルティングが、“小さな工場から中堅メーカーまで“5ステップ営業”で無理なく成功できる”『製造業の販路開拓の仕組み』構築法です。以下の5ステップで構成されております。ご参考まで。

【ステップ1】拡販製品を強くして販路開拓の土台を作る、『磨き上げ戦略』
【ステップ2】自社に有利な戦い方ができる市場を狙う、『勝てる市場で勝つ戦略』
【ステップ3】少ない経営資源でも有力顧客との取引を決める、『全社巻き込み1社集中戦略』
【ステップ4】有効な販売実績を武器にしてお客様を拡げる、『葵の紋どころ戦略』
【ステップ5】全階層関係構築で売上を更に伸ばし関係を深める、『ハイタッチ営業戦略』

以上 製造業の事業継続を図るために、微力ながら皆様のお役に立てれば幸甚です。

 

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