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経営悪化を招く根本原因

SPECIAL

ダイヤモンド財務コンサルタント

ユメリアコンサルティング株式会社

代表取締役 

次世代経営者専門の財務コンサルティング機関。同族会社のオーナー社長・二代目社長に対して、経営基盤を頑強なものにする、「ダイヤモンド財務」の築き方を指導。

8月末、9月末、10月末…。月をまたぐ度に、街並みが変化しています。

エリア・場所にもよるかもしれませんが、きっとあなたも「閉店セール」の看板や「閉店のお知らせ」「閉店しました」といったご案内が増えているのをちらほら目にし、「ここのお店も、いよいよか…」と。。。

もちろん、どんな社長であっても、好き好んで、「撤退」や「閉鎖」・「縮小」の決断をしているわけではないことでしょう。当然、そこには、やむにやまれず、致し方ない背景があったはずです。

会社の事業永続のために、社員や家族を守るために、社長が身を切る思いで、全ての責任を背負う覚悟で決断したことでしょうから、ほんとうに、胸が締め付けられる思いがします。

その上で、たとえどんな決断であったとしても、「未来を見据えた勇気ある決断」であれば、それは本当に素晴らしいことです。経営者として、立派な判断です。

といいますのも、未来を見据えて「勇気ある決断をする」のは、一見するとカンタンなようで、実は、とても難しいことだからです。

誰しもが「今まで通り」がラクです。変化することは、心情的に「イヤ」な人もいます。だからこそ、経営が上手くいかなくなる社長は、この「勇気ある決断をする」ことができないのです。

今は、今まで以上に、経営環境や時代の変化のスピードが加速しています。その変化に柔軟に対応している会社は生き残ることが出来ますが、そうでない会社は、あっという間に淘汰されてしまう、それは、日々のニュースや街並みの変化を見ていれば明白です。

その時代の変化に柔軟に対応するためにも、「自社に眠っている問題の芽」を早期に摘み取ることが重要なのです。なぜなら、その問題の芽は、お金というカタチに姿を変えて、会社から出ていってしまうからです。

具体的には、毎月「赤字」という名の「出血」を垂れ流すことになります。毎月の「赤字」の垂れ流しに慣れてしまうと、今度は、毎年「赤字」を垂れ流すことになります。

最初のうちは、銀行も片目をつぶって融資という名の「輸血」をしてくれますが、銀行も商売ですから、返してくれる見込みのない融資をいつまでも続けるワケにはいきません。そのうち、銀行も貸せなくなっていきます。

そうなれば、「もう、これ以上貸せませんよ…」とか「これでもう、最後ですからね…」という風に態度が硬化していき、最後は、「もう、融資できません!」とか「もう、無理です!」と見限られてしまうのです。

いうまでもなく、会社にとって「お金」は、人間のカラダでいうところの「血液」です。

銀行からの融資という名の「輸血」が受けられなくなれば、「資金ショート」つまり「出血多量」となり、死んでしまいます。文字通り「倒産」が待っています。

そうならないためにも、問題の芽は、大きくなる前に摘むことが最も重要であり、そのためには、財務中心の会社づくりをすることが最も重要であり、成功のための近道なのです。

上手くいっている社長は、問題の芽を未然に摘むのが上手です。「勇気ある決断をする」ことを好みます。財務の目線から、自社が置かれている状況を冷静に見極めて、正しく判断します。それも、早期に素早く対応します。

自社に眠っている将来の可能性も、早期に発見してお金が残る仕組みに落とし込んでいきます。

利益が残る仕組みにも落とし込みます。その結果、売上を増やせば増やすほど、お金と利益が増えて益々豊かになっていくのです。

社長の仕事は、強く永く続く会社づくりをすることです。

あなたは、社長として、どんな未来をつくりたいですか?

ダイヤモンド財務®コンサルタント 舘野 愛

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