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こだわりのない政治家は何も成し遂げられない

SPECIAL

環境戦略コンサルタント

合同会社オフィス西田

チーフコンサルタント 

環境戦略アドバイザー。数々の多国間環境条約や、国連が提唱する2030年のための持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals: SDGs)を参照しながら、サーキュラーエコノミーなど企業として取るべき環境戦略や、環境対策を通じた長期収益構造の改善などをアドバイスしている。

突然の書き出しで何だと思われたかもしれません。これまでこのコラムが真正面から政治の話題を取り上げたことがなかったからです。読者の方にも保守的な考え方の方からリベラルなアカデミアの方までさまざまな思想信条をお持ちの方がいらっしゃいます。

4年ぶりに総選挙が始まりました。皆さんのお近くでも、日中は候補者の名前を連呼する選挙カーがそこいらを走り回っているのではないでしょうか。

そんな選挙であっても、国の先行きを左右する重要なイベントであることに変わりはありません。選挙を経て、国のあり方に影響を及ぼした政治家と言われてすぐに思い出すのは郵政解散を経て民営化を成し遂げた小泉純一郎氏ではないかと思います。あるいは国鉄の民営化をなしとげた中曽根政権もその一つに数えられると思います。

経営者を相手にしたセミナーや講演会などで、よく私は「政治もダメ、官僚も、ましてやメディアも日本は残念賞ばかり。明日の日本を何とかできるとしたらそれは『社長』しかない。」というメッセージをお伝えしています。その真意は立場の違いが成否を分けると言いたいのではなく、必死に課題解決に取り組むなかで、自らのこだわりをどこまで大切にできるか、と考えたときに、企業経営者が背負う重大な責任と生き残りへの必死な取り組みこそが強いこだわりを生み出してくれる、その強い思いこそが道を拓いてくれる、ということを申し上げているわけです。

過去の日本にはこだわりの政治家や官僚、あるいはジャーナリストもごく普通に居たと思うのですが、時代が変わって知りたいことが何でもすぐにわかるようになったせいか、生きてゆくうえでこだわりを持つこと自体が何だか難しくなってきていると感じます。ものにこだわらない考え方をする人は、妥協を厭いません。でも妥協が続くと結局は重要なものごとを成し遂げることができないわけで、政治もまたしかり、だと思うのです。

他方で経営者と言う立場には、妥協を不倶戴天の敵と見做すくらいの気概が求められます。徹底した品質へのこだわりや、考えに考え抜いた戦略を駆使しないと、企業は生き残りすら難しくなるからです。ギリギリのところでまさに命がけのせめぎ合いを繰り返す。そこからしか生まれない新しいものこそが未来を拓くカギになるのです。

社長、すなわち経営者であるからには、ぜひとも自らの信条や生き方にこだわってください。こだわりこそが日々の経営に力を与えてくれるのです。自らの信条にこだわる社長を、当社はいつも全力で応援しています。

 

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