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人間関係がグチャグチャの職場の立て直し方とは?

SPECIAL

ホスピタリティビジネスコンサルタント

ザ・ホスピタリティチーム株式会社

代表取締役 

「お金になるホスピタリティビジネス」構築の専門コンサルタント。ホテルやウェディングビジネスのみならず、異業種のホスピタリティを軸とした新ビジネス立ち上げも指導。

組織内の人間関係に関する悩みは尽きません。

そして、組織の良好な人間関係こそ、お客様への良いサービスを提供する上でも、スタッフのやる気を引き出して生産性を上げる上でも、定着率を上げる上でも重要な要素です。

したがって、良好な人間関係がすべての成果を導く根幹であると認識してマネジメントすることが重要です。

その上で、人間関係の問題を解決するためのポイントには、次の3つが挙げられます。

 

①リーダー自身の言動・行動を見直す

「組織はリーダーの鏡」という言葉があります。

今の組織の人間関係がうまくいっていないのであれば、リーダーである自分自身に何か原因があるのかもしれない、とまず考える必要があります。

以前、あるホテルで人間関係がうまくいっていない組織の相談を受けたときに、そのマネージャーへのヒアリングでこんな発言がありました。

「うちの部下はロクなヤツがいないんですよ。本当に使えないヤツばかりでなんとかしてください」

上司が部下に対して否定ばかりしていては、人間関係が崩壊するのもうなずけます。

私の耳にはリーダーの知らない「部下からの悲痛な叫び」が聞こえてきます。

このほかにも、リーダーがやりがちな行動で注意が必要なのは、

「気の合う部下に偏ったコミュニケーションをする」

「上しか見ていない」

「相談もなく勝手に意思決定してしまう」

などです。

最悪なのは、部下から「このリーダーに相談しても無駄」と思われてしまうことです。

そうならないようにまずは、自分の普段の言動を内省してみること。

また、勇気を出して部下に自分の行動で不満に思うことを聞いてみる、ということも有効です。

②問題が小さいうちに芽を摘む 

人間関係の些細な問題が起きているとき、見て見ぬふりをして放置するリーダーも多いのですが、人間関係こそ小さな問題のときに芽を摘むことが重要です。

ホテル支配人時代に、ある女性メンバーから、

「〇〇さんたちは、忙しくても仲良し同士で昼食休憩を取っていますが、残されたメンバーは忙しくて大変な目に遭っています。なんとかしてください!」

と相談を受けました。

「そのぐらいメンバー同士で声を掛け合ってうまくやってくれよ……」

とそのときは思ったのですが、彼女たちにとっては大問題です。

私はすぐに緊急ミーティングを開催して、みんなでこのテーマについて向き合い、シフトに昼食時間とメンバーをあらかじめ組み込むことで、すぐに問題を解決しました。

もしこの問題をそのまま放置していたら、不満が溜まり、職場の雰囲気や風通しはどんどん悪化し、ゆくゆくは業績にまで影響していたかもしれません。

このように、ちょっとした意思疎通のズレやすれ違いで大きな人間関係の問題に至るケースが多く、私も痛い目に散々遭ってきました。

それだけに職場の人間関係の課題は小さな問題でも放置せず、部下の提言もきちんと聞き、誠実に向き合って解決することが大原則であり、それを習慣にすることも大切です。

 

③メンバーへの「愛」を普段から口にする

良好な人間関係を構築する上で、意外に上司がやっていないのは、部下に対する愛情を表現するということです。

「この組織の中で悪いメンバーは一人もいない」

「うちのメンバーで一生懸命やっていないメンバーは一人もいない」

「自分は、このメンバーがみんな大好きだ」

といった言葉を、普段からメンバー全員の前で口にするようにしましょう。

そのような「全メンバーをリーダーとして承認している」メッセージを事あるごとに発することで、メンバー全員に、

「リーダーはこの組織の全員のことが好きなんだ」

「問題視しているメンバーも認めているんだ」

ということが伝わります。

こうしたリーダーの承認は、やがてメンバー同士の承認にも繫がっていきます。

さらに、お互いの承認に満たされた組織になることで、つまらない人間関係のトラブルも次第に無くなっていくのです。

 

あなたの会社は人間関係が原因で生産性を下げていませんか?

 

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