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キラーパスを出す勇気と自信

SPECIAL

環境戦略コンサルタント

合同会社オフィス西田

チーフコンサルタント 

環境戦略アドバイザー。数々の多国間環境条約や、国連が提唱する2030年のための持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals: SDGs)を参照しながら、サーキュラーエコノミーなど企業として取るべき環境戦略や、環境対策を通じた長期収益構造の改善などをアドバイスしている。

中東の国・カタールで開催されるサッカーのワールドカップまであと4か月と迫り、次第に日本代表チームへの注目度が高まってくる季節になりましたね。最近では日本の選手層もだいぶ厚くなり、誰か一人に注目が集まるという具合ではなくなったようです。欧州各国で活躍する日本人選手の数も増え、にわかサポーターになるのも若干以上の勉強をしなくてはいけない状況です。

一昔前、まだスターの数が多くなかった頃だと、相手ディフェンダーの間を抜く「キラーパス」という武器が注目されていたことがありました。早くに引退してしまった中田英寿選手などが得意としていましたが、受け手のいないスペースにボールを出すと、後からフォワードの選手がボールに追いつき、一気にチャンスが広がるというものでした。パスが厳しすぎてフォワードが追いつけなかったりすると、単なるチャンス(と時間)の無駄遣いになってしまうリスクもあるのですが、それでもチャンスの芽を生かすには強力な武器でした。

企業経営に例えると、経営者がキラーパスのような指示を出せて、営業や技術がそのボールにしっかりと追いついて展開できるようであれば、その企業は大きなチャンスを手にすることになります。私の支援先にも、今まさにチャンスを獲得して大いに盛り上がっている会社があるかと思えば、パスの受け手が社外にいて、なかなか思い通りに走ってくれない悩みを抱えている経営者もいたりします。ではどうすれば自信を持ってキラーパスを出せるようになるのでしょうか?

パスの受け手が社内にいる場合は、比較的話が簡単です。経営者の思うとおりに走ってもらえるよう、予め打合せしておくことでほとんどの場合は仕事が進むはずだからです。ポイントは社外のパートナーの場合でしょう。それが下請けなのか、あるいはイーブンな立場なのか、それとも客先を相手にするのか、立場によって戦略は変化しますが、こちらの意図を理解してもらったうえで、パスのイメージを共有しておくための準備体操が必要になってきます。

また多くの場合、一方的にパスを出すのではなく、受け手側の要求条件も勘案してパスを出す必要が生じるでしょう。どこまでその要求を受け入れて対応するのか?経営者としての判断力が求められるシーンだと思います。

いずれの場合も、商機を読む経営センスと、パスの受け手とのしっかりしたコミュニケーションが、キラーパスとなる指示や情報をけり出す勇気と自信を与えてくれるはずです。自らを日本代表チームの司令塔に擬することで、自らにやる気と勝利のイメージを与えつつ、積極的にキラーパスをけり出してください。

勇気と自信を経営に生かそうとする経営者を、当社はいつも全力で支援しています。

 

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